ルイ14世　Lois XIV

品種の解説

紫とも茶色とも違う、深みのある赤、そして中央にチラッとのぞく金色のしべ。
その色彩があでやかで、「太陽王」の名にふさわしい雰囲気たっぷりのバラです。
上質なベルベットのような花弁は、 赤い花に黒に近い陰を作って、それがまた、花の落ち着いた美しさを引き立てているんですよね～。
この美しい花色は、春には明るめに、秋には黒みを帯びて咲かせます。花弁数は25枚くらいと多くはありませんが、初めはカップ咲で、そしてすぐに、ロゼット咲きに開ききります。
花径は５～６ｃｍほどと中輪種ですが、圧倒的な存在感に、魅了されること間違いナシです！
香りもとってもすばらしいんですよ♪
「太陽王」と呼ばれたルイ14世の名前が付いたこのバラは、まさしく高貴な、気高いイメージです！
樹形は半横張り性で樹高は６０ｃｍ～９０ｃｍほどとコンパクトなので、花壇では前方に、また、鉢栽培でも可能です。
花茎が細いので、少しうつむき気味に咲くことも。スリムな株立ちですし、チャイナローズの性質に近いんですよね。
チャイナローズとして流通していることもあるようです。
太陽の王様なだけに、やはり、たくさんの太陽の光を浴びさせて、心地よい風を感じさせてあげて、こまめにお世話してあげましょう♪