多肉植物の育て方


多肉植物特集

まるちゃん
お庭に出るのが辛い季節、室内で楽しめる植物を育ててみるのはいかがですか?

今回は多肉植物を特集です。

100円ショップなどでも販売されていて、一年中手に入りやすい植物ですので、まずは小型の株から育てて見てはいかがでしょう?


多肉植物とは

多肉植物1 多肉植物は元々、とても乾燥した地域に自生している植物で、葉や茎、根などにたっぷりと水分を貯めることができる植物です。
様々な系統があり、1万種以上あるとされています。

サボテンも多肉植物に含まれますが、種類がとても多いため、サボテンは独立して扱われることが多いです。

個性的な姿をしたものが多く、品種によって育て方も異なります。

室内で育てられるイメージが強いかもしれませんが、日当たりを好むものや高温多湿が苦手なものが多く、日差しの全く当たらない場所や夏の閉めきった室内では枯れてしまうこともあります。

主な種類と特徴

比較的手に入りやすい品種と簡単な特徴をご紹介します。
セダム  【夏型】
肉厚な葉が紅葉する姿が人気です。寒さに強いものが多く、室内では日照不足になりやすいので注意してください。
エケベリア  【主に夏型、冬型もある】
夏の高温多湿が苦手なので、夏は断水して遮光します。日当たりの良い場所を好みます。生長が早く下葉が枯れやすい。
アエオニウム 【冬型】
下葉が枯れていき、上の方だけに葉をつける姿を楽しむタイプです。暑さ、寒さが苦手。花が咲くとその枝は枯れてしまいます。成長期はなるべく屋外で日光に当てるとよいでしょう。
アロエ 【冬型】
小型のものから数メートルになる品種まで多種あります。丈夫で育てやすい品種です。水が足りなすぎると葉先が茶色くなることがあります。
クラッスラ 【主に冬型、夏型もある】
きれいに紅葉する品種が多いです。夏の高温多湿に弱いものが多いので、夏は風通しのよい涼しい場所で管理してください。閉めきった室内は厳禁。
カランコエ 【夏型】
主に夏型ですが、冬に花を咲かせるものもあるので、冬もなるべく暖かい場所で管理してください。霜が降りる前に必ず室内に取り込みます。
ハオルシア 【夏型】
葉先をレンズのようにして、光を集めるので、あまり強い光には当てない方が良い品種です。葉が美しいものが多く、人気の品種。
ガステリア 【通年生長する】
肉厚な固い葉が特徴。日当たりの良い場所で育てた方が形よく育ちます。年に1回植え替えをしないと根腐れしやすい。
ユーフォルビア 【夏型】
樹液に毒性がある物が多いので、注意。サボテンに似たトゲトゲした姿のものが多いです。真夏の暑さで弱ることがあります。
センペルビウム 【冬型】
とても寒さに強く、冬でも屋外で育てられます。日光を好むので室内だと日照不足になりやすい。
セネシオ 【冬型】
涼しい季節に生長するので植え替えなどは秋がおすすめです。日照不足では花が咲きにくくなります。比較的水やりが必要で、夏も断水しすぎないように。

土と肥料について

赤玉土小粒8にミックス堆肥2でブレンドすれば簡単培養土の出来上がりです。
大きな鉢に植える場合は鉢底炭などを使って、水はけを良くしてください。
つい水やりをしてしまう方は、赤玉土(小粒)の量を増やしたり、パーライトなどを足してもよいでしょう。

肥料はあまり必要としません。生育期の時期にかなり薄めの有機液肥を月に1、2度与えてください。

植え替え時期

春か秋に行います。小さなポットで購入したものや数年経って窮屈になってきたものなど、一回り大きな鉢に植え替えます。
小型のものや葉が取れやすい品種はピンセットなどを使って、丁寧に作業してください。

置き場所について

春~秋は基本的には日の当たる屋外で管理します。室内で育てる場合は日当たりのよい窓辺など。
ただ、あまり強い日差しが当たる場所では葉焼けすることがありますので、カーテン越しの光で育てたり、夏場はすだれなどで日差しを和らげ、なるべく直射日光には当てないようにします。

梅雨から夏の高温多湿が苦手ですので、なるべく風通しの良い場所で管理してください。

昼間は閉めきってしまう室内などはとくに注意が必要です。エアコンなどを使う場合は直接風が当たる場所は避けてください。

寒さに弱いイメージがありますが、多少の寒さでは枯れることはありませんが、0℃を下回る場所や霜が降りる場所などでは枯れてしまいますので、冬は室内で管理する方がよいでしょう。

水やりの注意点

多肉植物で一番枯らしてしまう原因は水のやりすぎによる根腐れです。
(肥沃な土を必要としない多肉植物ならではですが、)ピキャットクリアを潅水することで腐食菌を減らし、根腐れを防ぐという方法もあります。

普通の植物と違い、水分を体に貯めることができますので、生育期でも他の植物と比べて少ない水やりで十分です。
とくに休眠期などは1ヶ月以上水やりが要らない場合もあります。

タイプによって、季節ごとの水やりの仕方が異なりますので、まずは育てている品種の特徴をしっかりと覚えておいてください。

病気にしないために

糸状菌、黒腐れ病、黒斑病、根腐れ…

どれも、風通しの悪い場所で育てていたり、多湿にすることでおきる病気です。
病気が出ている部分の葉は取り除き、ピキャットクリアを散布してよく乾燥させてください。

ダニ、アブラムシ、カイガラムシなどがつくことがあります。ピキャットクリアにスカッシュを混ぜて対処します。カイガラムシは風通しの悪い場所で発生することが多いです。

タイプ別管理方法

夏型タイプの管理

【夏型の主な種類】
セダム、エケベリア、カランコエ、ハオルシア、ユーフォルヴィア

春から秋(3月~10月ごろ)が成長期のタイプです。

この時期はなるべく日当たりのよい場所で育ててください。(西日の当たるような場所は避けてください)

暖かくなる3月から5月ごろは水をたっぷりと与えます。

6月から8月ごろの高温多湿期は空気中の水分だけでも十分ですので、水やりは控えます。晴れが続いた時だけ湿らせる程度に与えます。

9月になって少し涼しくなってきたら、水やりを増やします。10月ごろまでは土が乾いたら与えるようにします。

11月から2月ごろは休眠時期ですので、水やりは控えます。夏型は冬型より寒さに弱いものが多いので、できれば日当たりのよい室内で管理します。(5℃以下にはならない場所がおすすめです)

冬型タイプの管理

【冬型の主な種類】
アオエニウム、アロエ、クラッスラ、セネシオ、センペルビウム

暑さが苦手で生育期は9月~6月頃、真夏は休眠します。

9月下旬頃から10月頃、4月~6月ごろは日当たりのよい屋外(雨の当たらない場所)か、窓辺などで管理します。
水やりは比較的多めに。

霜が降りるころ(11月ごろ~3月ごろまで)からは室内の日の当たる場所で管理します。
生育が鈍くなりますので、水やりは控えめにします。

真夏は木陰や半日陰などの涼しい場所で管理します。休眠しますので、水やりはほとんど必要ありません。
月に1回程度、涼しい時間に与えてください。

冬型はとくに高温多湿が苦手ですので、雨に当たらないようにすることと、風通しの良い場所で育てるようにしてください。

多肉植物を増やしてみよう!
葉ざし、挿し芽、株分けなどで増やせます。

適期は成長期の春か秋におこないます。

葉挿し

(エケベリア、セダム、など)

乾いた土の植えに葉(取れてしまったものでもOK)を置いておくだけなのでとても簡単です。
土に挿したりする必要はありません。置いておくだけです。

日差しが強すぎると乾燥してうまくいかないので、室内で管理してください。

葉の付け根から新芽が出るので、葉を取るときは丁寧におこなってください。

数日して葉から根が出てきたら、少し根に土をかけてあげます。根が出たら水やりを始めますが、あげすぎには注意してください。

新しい芽が出て、古い葉が枯れたら新しい鉢に移植します。

挿し芽

(クラッスラ、カランコエ、アエオニウムなど)

芽を切り取って土に差して増やす方法です。徒長しすぎてしまった株の仕立て直しにも良いですよ。
茎を切って下葉2、3枚を取ります。しばらくそのまま根が出るまで風通しのよい日陰に置いておきます。
水は必要ありません。横に寝かせておくと、株が曲がってしまったりするので、できれば小さな空き瓶などに立てておきます。発芽したら、鉢に植えて育ててください。
切ってすぐに土に植えると、腐りやすいです。

株分け

(アロエ、ハオルシア、センペルビウムなど)

株元から子株が独立して増えていくタイプは株分けで増やすのが簡単です。
土ごと鉢から取り出し、ペリッと剥がして分けます。株分け後はすぐに土に植え付けます。
あまり小さな株だとうまく育たないこともあります。

多肉植物にオススメ資材!


  1. ピキャット・クリア

    多肉植物にも菌は大敵です。

  2. MIX堆肥(川口肥料(株))

    ピーキャットと川口肥料さんがコラボして作ったMIX堆肥です。
    赤玉土小粒と混ぜれば、簡単に多肉植物用の培養土ができあがります。

  3. 有機液肥

    1000倍くらいの薄めで定期的肥料にどうぞ。


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