※このページは、お試しセットに付いている説明書をWebページ用に起こしたものです※
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お試しセットリバイバルつき

てんちょー手

バラは農薬を使わなくても元気に育ち、たくさんの花を咲かせることができます。
また、いろいろな方が生活している住宅地では農薬使用をできるかぎり避けていかなければいけません。
ピーキャット会員様はすでに農薬に頼らずにバラを楽しんでおられますので、皆様もがんばって実現してくださいね!

ピーキャット流栽培での大切な5つの考え方

バラを健全に元気に育てる

ピーキャットの栽培で意味する「健全で元気」は、葉が青々と茂り、株が太く大きいというような、バラの見た目の立派さを求めていません。
環境に配慮した育て方で、しっかりと樹液を循環し、新陳代謝が活発で、若々しい株にバラが育っていくことを言います。

自然を大事にし、生き物を理解していく

無農薬を目指すのであれば、自然や周りの生き物を無視することはできません。
自然を敬い、正しく理解し、環境に適した育て方を行えるようになることが大切です。

無理のない病害虫対策をしていく

農薬の散布で、環境を壊したり、体を壊すようなことはあってはならない事です。
人にも環境にも優しい対策をすることが、楽しく栽培を続けられるポイントです。

病気や害虫は、発生する前、大きくなる前に対処する

どんな事柄にも共通する事ですが、早め早めの対処が事なきを得ます。

絶対を求めず、少しでも良くなるように考えていく

「葉はいつも青々としてたくさん付いていなければならない!」
確かに元気な葉が茂っている事はよいことですが、それだけに捕われると、非常につらく苦しい栽培となります。自然の中で育てるのですから、虫に葉を食べられたり、急に葉を落としたり、風で傷ついたり、思ったように咲かなかったり、色々なことが起こります。
しかし、バラは思っているよりも強い植物です。完璧な状態を保つ事を考えるよりも、少しでもバラが良くなるように考えていく栽培が楽しいですよ!

セットの簡単なご説明

お試しセットに入っている資材で行っていける作業を簡単にご説明します。

(1)ピーキャット流バラの病気対策

バラの病気は病原菌の感染で起こります。ですから、この病原菌を洗い流し、はびこらせないようにすることでバラを病気から防ぎます。

ピキャットクリア

ピキャットクリアは人にも植物にも優しい、次亜塩素酸水100ppmです。
植物だけでなく、鉢やマルチング、周りの環境も、まるごと洗浄することができます。

ピキャット・Ca

カルシウムの摂取で植物の細胞を強くし、病気にかかりにくい体を作ります。

クリプトマルチ

土の跳ね返りを防ぎ、黒点病予防。また、土を乾燥させないので、土の劣化を防ぎ、また適度な湿度で微生物の住みやすい環境を作ることができます。
豊富な微生物は、肥料を分解したり、鉢内に病原菌が増えすぎることを防ぎます。

(2)ピーキャット流バラの害虫対策

ピキャットクリア、スカッシュ(登録農薬展着剤)(セットに含まれていません)

アブラムシやハダニなど、小さい害虫の駆除はピキャットクリア100ppmにスカッシュを混合して使います。(スカッシュは当店で取り扱いがありません。また、スカッシュをピキャットクリアに混ぜた場合は、1日で使い切ってください。)
これにより、小さい害虫は窒息していきます。
大きくなってしまった害虫、外から飛んでくる害虫は原則として手で取ってしまいましょう。

(3)基本肥料、速効性窒素液肥、速効性リン酸液肥で効率よく!

甘彩ぼかし、ピキャット・アミノ、ピキャット・ありん

およそ月1度で与える基本肥料のボカシ肥料に加え、速効性のある窒素液肥とリン酸液肥で、必要な時に、必要な肥料を与える、ピーキャット流栽培を行うことができます。

各資材の使い方

ピキャットクリア ハンディ

使い方:バラの病気対策に まるごと洗浄

ピキャットクリアハンディピキャットクリアで病原菌を洗い流し、病気対策を狙っていきます。
農薬のように残効性が無いため、気づいたときにこまめに散布するのがポイントです。
使用回数制限や、空けなければいけない散布間隔等は無いので、何度撒いてもかまいません。

葉がしっかり濡れるくらいに、表と裏に散布します。病気が発生している場合は、ラ病部分をこすりながら散布すると、病気の収束が早くなります。

春先の新芽や葉が柔らかいときは、葉が縮れたりする薬害が出やすいので、水道水で倍に濃度を薄めて50ppmで試すようにするなど、適宜濃度は調節してください。
濃度が高いと効果も高いですが、葉への負担は大きくなります。

散布する場合は、病葉だけにピンポイントで撒くのではなく、空間に漂う菌まで洗浄するように、バラの周りや、マルチングの上まで散布すると、べと病や、黒点病への防除効果も高まります。
保存は冷暗所で行い、消費期限に気をつけて早めに使い切りましょう。

ピキャットクリアはハンディタイプだけでなく、お客様の栽培スタイルに合わせ、様々な濃度、容量、またお得に使えるピキャットクリア生成液などもご用意しています。

ピキャットクリアは、基本的に何とも混ぜることはできません。
混ぜて使えると当店が確認しているものは、スカッシュとピキャット・Caのみとなっております。
その他のものは、ピキャットクリアの効果が無くなってしまう恐れがありますので、混ぜないでください。

スカッシュ(登録農薬 展着剤)(セットには含まれていません)

使い方:ピキャットクリアに混ぜて害虫対策

スカッシュ主成分に食品添加物をベースに用いた、すぐれた濡れ性と付着性を有する機能性展着剤です。ハダニやアブラムシ、小さなイモムシ類まで、窒息させます。

当店では取り扱っていない商品ですが、害虫対策としてオススメの商品です。

▼販売先をこちらのページでご紹介していますので、よろしければご覧ください▼
革命的なピキャッシュ技術!

ピキャット・Ca

使い方:500〜1000倍で定期的に葉面散布

ピキャット・Caピキャット・Caは吸収効率を高めたカルシウム補給剤です。カルシウム補給で、病害虫に負けない体作りを目指します。
ピキャットクリアのpHを変えないのでCaはピキャットクリアに混合して使うことができます。
ピキャットクリアに混ぜて定期的に散布するのもオススメです。7〜10日ごとの定期散布が効果的です。(Caを混合した場合は、ピキャットクリアは1日で使い切ってください。)

クリプトマルチ

使い方:土の上に敷きます

クリプトマルチ杉の皮から出来た資材です。マルチングに使用します。
地植えバラだったら、約5cm、鉢植えバラだったら、鉢の縁まで厚めに敷きます。
水通りは良いので、水やりや液肥はマルチングの上からかけられます。
ぼかし肥料は、マルチングの下に、土に少し穴を空けて肥料を入れ、マルチングをかぶせます。7〜8号鉢だったら、5L袋で5鉢位に使用できます。
古くなって嵩が減ったら、随時足して使用してください。

活性有機ぼかし(基本肥料) N:P:K 4:5:4

使い方:20日〜1ヶ月に一度、定期使用(鉢植え)

活性有機ぼかし活性有機ぼかしは、オーガニック土壌(発酵合成形土壌)にまさにピッタリなぼかし肥料です。アミノ酸の形で吸収利用される割合が高いぼかし肥料のため、メタボ体質になりにくくなります。

【鉢への施用目安(大さじ1杯で約10g)】
6号L鉢:約20g 8号鉢:約40g 10号鉢:約80g
【地植えのバラへの施用目安】
株の周り30センチくらいの所に穴を2~3カ所空け、1株あたり約400gを穴へ分け入れます。(2月~3月上旬の芽出し肥と、春の花後の6月頃)

★穴を軽く掘って、その中に肥料を入れると、分解も早く、臭いも気になりにくくなります。
★液肥と併用してぼかし肥料を使用したい場合は、量を半分に減らす等、調整して使用します。
★袋のまま放置すると、とてもカビが繁殖しやすくなります。空ペットボトルに入れ替えておくと、カビも生えにくく、とても扱いやすくなります。

ピキャット・アミノ(窒素液肥)

使い方:栄養成長時に500~1000倍希釈で土壌潅水

ピキャット・アミノピキャット・アミノは、純粋なアミノ酸ですので、有機栽培の中で速効性のある窒素補給を実現します。
窒素の分解過程が必要ないので、害虫を呼び寄せない、植物のメタボ化を防ぐなどの利点があります。基本肥料の補助肥料として、使用してください。

効かせたい具合によって、濃度調整して使っていけるのが、このアミノ酸液肥の良い所です。
株の生長をアシストするために、連続使用する場合は、7~10日間隔で与えていきます。
開花中だが窒素不足を感じる時などは2000~3000倍くらいで土壌潅水します。

ピキャット・ありん(リン酸液肥)

使い方:生殖生長時に1000倍で葉面散布

ピキャット・ありんピキャット・ありんは、亜リン酸による、リン酸液肥です。亜リン酸で摂取させることで、リン酸よりも吸収しやすく、また体内の活性酸素を取り除いてくれる利点があります。
リン酸を与えることで、花や実にどんどん栄養を送り、花や実を良くすることができます。

小さな蕾が見え始めたら、1000倍で7~10日間隔で葉面散布します。
葉の裏表、少したっぷりめに散布してください。

ピキャット・リバイバル(樹勢回復剤)(リバイバル付きセットのみ)

使い方:250〜1000倍で土壌潅水

ピキャット・リバイバルピキャット・リバイバルは、本来であれば植物が作り出すべき物質を配合し、健康時の物質バランスを植物、土壌ともに取り戻していく、有機栽培ならではの樹勢回復剤です。
病気で葉を落としてしまった株や、花後のケア、光合成不足の株はもちろん、元気な株にも常用できる、植物に無理をさせずに元気を出させる、元気を保つ、究極の活性剤です。

生育不良の株には、250~500倍で水やりのように土壌潅水してください。
元気な株には、500~1000倍で水やりのように土壌潅水してください。
潅水間隔は7~10日に1度ペースですが、有機資材ですから決まったモノではありません。
あくまで目安としてください。
リバイバルはピキャット・アミノと混ぜて与えることも可能です。窒素も同時に効かせたい場合は、お試しください。