このカマキリさんはまだ良い産卵場所を探しているみたいです。

ちらほらカマキリの卵も見かけるようになってきました。

今年は寒くなる!

という予報でしたが、体感では、10月に11月が来て11月に10月が来た様な感じですね。

10月の終わりの方は最低気温が5度くらいだったので、早々に芽接ぎを終わらせなければならなかったのですが、今になって、まだ芽接ぎが出来るんじゃ…と思えるくらい。

とはいえ暖かい日が続くのは、芽接ぎした芽が活着できる時間も長くなるので、芽接ぎを終えた台木達はとっても元気でホッとしているところです。

オーダー新苗の木立性の品種は後から追加するという形で、今年はオーダー新苗のご予約を開始させていただきましたが、予定の12月頃よりも早い段階で追加することが出来ました!

ご予約は、12月20日まで承ります!

追加のご注文の場合は、追加である旨を備考欄にてお知らせ下さいね。

そうそう!

今年は、今まで販売したことのない品種がいくつか仲間入りしたので、ご紹介しますね!

トラヴィアータ

トラヴィアータ

真っ赤でロゼット咲きのお花は花弁がフリル状になるので、よりアンティークで可愛らしい雰囲気に磨きをかけます。

ハイブリッドティー系統なので、基本的に1枝に1つのお花ですが、勢いが良ければ房にもなり、よりゴージャスに♪
葉は濃い緑色で照り葉なので、赤の花を引き立たせてくれますよ。

特筆すべきは、その花もちの良さと丈夫さ!
香りはあまり望めない分、花首がっしり、花弁が厚めのしっかりした花で長い期間楽しめるので、地植え向きのバラとも言えます。
雨に降られようとも、へこたれることなくシャンと上を向いて咲き続けます。

病気にも強く、性質も大変丈夫で育てやすいので、気軽に育てられる赤バラを探している方にもお勧めです。

枝はしっかりとした物が勢いよく伸びるので、剪定はしっかり行って良い枝を増やしてあげて下さいね。

品種名 トラヴィアータ 【Traviata】
系統 ハイブリッドティー 育てやすさ 育てやすい
花色 赤、濃赤
花性 四季咲き 花形 8cm ロゼットフリル咲き
香り 微香
大きさ/樹形 樹高約120cm 太めの枝を半横張りに伸ばす
開花時期 普通 5月下旬頃より

マインミュンヘン

マインミュンヘン

明るい黄色に朱赤の覆輪は比較的良くある色味のバラかなと思いますが、マインミュンヘンが推せるポイントは、その輝く様な発色の素晴らしさと、あと株のまとまりが良いこと!

樹高は100cmほどで、フロリバンダらしく枝も出しやすいので、良い感じに枝が伸びて格好良くなりやすいです♪
鉢栽培にもおすすめ!

フロリバンダですが房咲き度はそんなに高くなく、1輪で咲いたりすることも多いですが、とにかく華やかなのでそれでも十分ですし、葉も照り葉なので咲いているだけで元気もらえる印象のバラです。
病気にも強めで育てやすいので、バラ園などで植えられがちなのも納得がいきます。

お庭に植えると主張が強いので草花との組み合わせは上級者向けかもしれませんが、鉢植えで玄関などに置いていただくととてもいいですよ♪

何気なく香るフルーツ香も優しく出迎えてくれます。

品種名 マイン・ミュンヘン 【Mein Muenchen】
系統 フロリバンダ 育てやすさ 育てやすい
花色 黄色に朱赤の覆輪
花性 四季咲き 花形 8cm 剣弁カップ咲き
香り 中香 フルーツ香
大きさ/樹形 樹高約100cm 半横張り
開花時期 普通 5月中旬頃より

レディエアルーム

レディエアルーム

薄い花弁が何十にも折り重なって咲く大変繊細なイメージのバラ、レディエアルームは、John Clements(アメリカ)さん作出、アメリカのHeirloom Roses社より1996年に発表されたバラです。メモリーズという別名もあります。
あまり手に入りにくい稀少品種のようですね。

シュラブなので弓状に枝を伸ばし、その先に房で花を咲かせます。
たっぷりと花弁が詰まった丸い花が段々開く様子は、後から後から花びらが生まれる様な不思議な感じすら与えます。繊細さと豪奢さ、どちらも持ったお花です。

香りはそれほど強くありませんが、爽やかなティー香です。

さすがにお花は重たいのか、基本的にはうつむき気味で咲きやすいので、枝をうまく上の方へ持っていって、上の方で咲かせられる様なトレリスなどで仕立てると良いと思います。

上手に咲いたときの喜びを誰かと分かち合いたくなる!その魅力を教えたくなる!そんなバラです♪

品種名 レディ・エアルーム 【Lady Heirloom】
系統 シュラブ 育てやすさ 普通
花色 薄桃~桃色
花性 四季咲き 花形 7cm ディープカップ咲き
香り 中香 ティー香
大きさ/樹形 樹高約140cm 横張りで、シュラブ状に伸びる
開花時期 普通 5月中旬頃より

ヒースクリフ

2012年作出と比較的新しめのERですが、「強香」として販売されたのにあまり香りが安定しないバラらしく、「香りがしないじゃない!」と反感を買ってしまったちょっと可哀想なバラです。

花はとても美しく、樹勢も強いので育てるには容易な部類のバラかなと思います。

勢いの良い太めの枝を人の背丈以上に伸ばすので、上の方に赤いお花を咲かせたいなあという配置で置いたり植えてあげるのが良いと思います。
しっかりした枝なので、細かい誘引にはむかないと思います。

春以降もちらほらとお花を咲かせてくれます。

品種名 ヒースクリフ 【Heathcliff】
系統 シュラブ 育てやすさ 育てやすい
花色 ディープクリムゾンレッド
花性 繰り返し咲き 花形 10~12cm カップ~ロゼット咲き
香り 微香
大きさ/樹形 樹高160cm 直立性 しっかりとした枝を伸ばす
開花時期 普通 5月下旬頃より

 

いかがでしたでしょうか~

どれも元はお客様より譲っていただいた品種なのですが、まだまだ魅力的なバラはたくさんあるんだなぁといつも感心してしまいます。

あなたのお庭に仲間入りさせてもらえるバラが、見つかりますように!

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