暑中お見舞い申し上げます!

こんなに暑いのに、美人さんが…と思ったら、香粉蓮(スヴニール・デリザ・ヴァルドン)でした。

しばらく生産してあげていないバラです。

ティーローズは意外と暑さに強いように思います。

もともと細枝でもしっかりとした花を付けるので、色々と吸い上げるのも少量で事足りるのかもしれないな~と。


こちらは十六夜バラ/ロサルクスブルギーです。

上の部分がへこんで花びらが欠けているようになっているのがわかりますでしょうか~

欠けて咲くから十六夜と名付けられたらしいですが、お月様のかけ方とは随分違うよね…と思うひねくれ者は誰ですか。

はい、私です。

新苗を植え替えた鉢達も、暑い中、新しい枝を伸ばしてきています。

鉢苗のほとんどは、オーダー新苗で鉢バラ予約をいただいたものと生産のための親木ですが、少し数に余裕がある品種もあるので、それらは鉢苗として初秋に販売しようと思っています。

ハウスの中の作業は、立ったり座ったりするだけでなかなかしんどいので、水やり以外の作業がなかなか進みませんが、早い内に数を把握してお店に出せればな~と思っています。

今年は、この時期よく見るホソオビアシブトクチバの発生が少ないのですが、その分例年見ないイラガなどを見かけたりします。

先日、寸でのところで除けたつもりが、少しだけ触ってしまったみたいでピリピリしてました。

水で洗ってもなんだかピリピリ…

指を動かすとピリピリ…

薬を買いに行こうか悩んでいたところ、「毛虫などの毒はタンパク質なので、熱を加えるとよい」という、ホントかウソか良くわからない話を突然思い出しました!

ものは試し…とホースの中で熱湯になった水で患部を洗ったら、ピリピリがなくなりました~!が、これを信じるか信じないかは皆さんにお任せします!(私個人の感想ですが、ピリピリを感じなくなったのは本当ですよ♪)

ちなみに、蚊によるかゆみは、アレルギー系のものらしいので、暖めてもダメなんだそうですよ。

毒虫も多い季節ですので、皆さんもどうぞお気を付けて作業して下さいね!

気をつけるといえば…

暖かい時期は、微生物の活動も活発です!

ぼかし肥料の容器が膨らみやすくなっています!

■ガス抜き前

■ガス抜き後

この写真で見ると、あんまり違いがわからないですねw

実際に見ると、容器が結構丸くなっちゃってます。

液肥を多用するこの季節…

ぼかし肥料をしばらく触ってなかったら変形していた!というのは結構あるあるなので、一度、倉庫で丸くなったぼかしが転がってないか見てみて下さいね。

■おまけ

いよいよ、ぱっと見では見分けがつかなくなってきた、カイとクゥのシマシマコンビ。

ちなみに、上が妹分のクゥで、下が兄貴分のカイ。

クゥも大分大人になって、他人の物(ご飯)を横取りしないようになってきました。

食欲も、すこ~し落ち着いたのかもしれませんね。