紫~ピンクのモーヴ色の小花が可愛らしいつるバラの、エクセレンツフォンシューベルトです!
知名度はあまりありませんが、意外とファンの多いつるバラかなと思います。
この手の色合いのつるバラはあるけれど、一季咲きじゃないっていうのは、結構珍しいんだよね!
へ~
言われてみればそうかもにゃ~
このピンクとも、紫ともいえない色合いがステキなのにゃ~
ふさふさっと房で咲く様子もかわいらしいのにゃ!
そうなのよ~
香りもスパイシー系の良い香りがあって、またその花の雰囲気ともあってていいんだよね!
あと、枝のトゲも少なくって、丈も大きく伸びすぎないので、小型のものに仕立てたりしても良いと思います。
このエクセレンツフォンシューベルトを作出したのはペーター・ランベルトさんっていうドイツの育種家さんなんだけど、ピーキャットにもある品種で言うと…
こ~んなバラたちを作った人なんだよ~
モーツァルトやフラウカールドルシュキは特に有名なバラだよね!
ちなみに、エクセレンツちゃんの片親はフラウカールドルシュキです♪
へ~へ~へ~
おいらが大好きなペーターローゼガーちゃんもこの人が作ったバラなのにゃ~
こんなにも色々、みんなに人気がありそうな魅力を持っているエクセレンツちゃん。
香りがよいとか、ツルでトゲがないとか…
春以降も咲いてくれるとか…
紫系だけど、主張しすぎない花色だとか…
だけど、流通量は少なめの印象です。
一体それは何故でしょう!!!
にゃにゃ!突然クイズなのにゃ!?
うーん…何故なのにゃ~
わからないにゃ~!
それはですね…
多分…多分ですよ?
苗が作りにくいバラだからだと思うのです。
にゃにゃにゃ!?
それはどういうことにゃ!
ますます謎なのにゃ。
ちょっとこれを見てみてくださいな。
エクセレンツフォンシューベルトの株なんだけど…
にゃ?
葉っぱもピカピカだし、上の写真なんかつぼみも付いて元気いっぱいの株にゃ!
株元をご覧下さい!
なんだか枝が変な色にゃ???
そうなんです…
このバラの特徴なのかな?と思うんだけど、枝が老化しやすいみたいで、早い段階で生産には使いづらい枝になってしまうのです!
にゃんと!
じゃあ、このバラちゃんは育てにくいって事なのかにゃ!?
実は…
この枝、老化している様に見えるけれど、翌春にはしっかり良い枝を伸ばすのです~
枝も結構出しやすいので、もし本当に芽まで枯れてても、新しい枝が伸びたりしてつるバラとしてしっかり育ってくれるので、育てがたいことはあまりありません。
確かに上の写真でも、枯れた様な色の枝から新しい枝が出てるのにゃ!
そーなのよー
じゃあ、ただただ苗が作りにくいという…
育った株も、写真の様な感じで、見た目があまりよろしくなくなっちゃうから、売りづらいのもあるかもしれないね。
わかってもらえていれば全然問題ないんだけどね~
こんなに可愛いバラちゃんだから、フラウカールちゃん達みたいに、多くの人に知ってもらいたいにゃ!
暑すぎたり、寒すぎたり、あんまり極端な気候は得意ではありませんが、甘すぎない雰囲気作りはとても上手なバラです。
あまり大きくなるのは困るけれど、つるバラを使いたいような場面でも活躍してくれますよ♪
枯れてる!と思って間違って切らない様に気をつけないとにゃ~
ピーネコ君はそそっかしいからな~
てんちょーには言われたくないにゃ!
まあね!
だから、私も切るときはとても気をつけてます。
エクセレンツちゃんには、芽吹きの時に「その枝生きてたの~!」って何度驚かされたことか…
そして、やっぱり咲いたお花にきれいだな~って思うんだよね!
なんかもう全部ひっくるめて、エクセレンツフォンシューベルトの魅力なんだよね!
不思議なバラちゃんなのにゃ~
まだまだおいらが知らない魅力の持ち主がいるものなのにゃ~
品種名 | エクセレンツフォンシューベルト 【Excellenz von Schubert】 | ||
系統 | ポリアンサ | 育てやすさ | 普通 |
花色 | 深い赤紫 のちにバイオレット | ||
花性 | 返り咲き | 花形 | 4cm ロゼット咲き |
香り | 中香 スパイス香 | ||
大きさ/樹形 | 伸長約1.8m 半つる性、やや横張りの枝 | ||
開花時期 | 普通 5月中旬頃より |
品種の解説
花径4cmほどの小輪花。
小さい花がかわいらしいロゼット咲きで開花します!花色もきれいではじめは深みのある赤紫、そして、明るい紫へとかわっていきますよ♪香りも甘さのあるスパイス香!
房咲きで一枝に7~10個も蕾を付けてくれます。開花が楽しみになりますね!
花色がとってもきれいな小さなロゼット咲きの花♪小さいながらもがんばってたくさん咲いてくれます。
小型のツルバラで四季咲き性もあり、紫系の花色は他ではあまり見かけません!ぜひ、お庭のアクセントに取り入れてみて下さいね♪
春以降も、伸びたシュートの先に蕾をつけます。
枝がやや老化しやすく表面が茶色くなりやすいようですが、枝は死んでいませんから、間違って切ってしまわないように気をつけて下さいね!