てんちょー左

世に出回っているバラはどのバラも、今までに無い特徴や美しさを持って生まれたから世に出てきたわけですが…

その中でも、「美しい」「可愛い」だけでは収まらない、花色や特性などが個性的でユニークな品種をご紹介します!

2023/09/09最終更新
オードリーヘップバーン
オードリーヘップバーン
花が大きい!
HTは花が大きいバラはたくさんありますが、花弁がひらりと少なめで写真ではあまり大きい印象がでないのに、実際はとても大きな花です。
チョウが羽開くような美しさがあります♪
サッターズゴールド
サッターズゴールド
花脈が色づくぼかしと香りが最高!
咲き始めは高芯咲きですが、花弁が少ないのですぐに開いた形になります。
色の入り方が少し変わっていて、花脈が色濃くなり、そこから色がにじみ出るようなぼかしが印象的です。
軽やかなフルーツ香がとても良く香ります。
シルバーシャドウズシルバーシャドウズ
彩度の低い花色が印象的!
分類すれば藤色系、白~紫系となりますが、こう!と決まった花色の印象が少なく、とてもシックな雰囲気のバラです。
香りも爽やかなシトラス系です。
ジュリア
ジュリア
茶色のバラで一世を風靡!
20年前くらいに、切りバラ界で非常に注目され、人気を博した茶色のバラです。
調子よく咲くと花弁が波打つような形状になり、かわいらしさとシックな雰囲気を併せ持ち、非常に魅力的な姿になります。
ステンレススティール
ステンレススティール
金属を感じさせるような輝き!
シルバーシャドウズと同じく、紫系ながらも非常に彩度が抑えられた花色のバラ。
色の入り方のグラデーションが、金属の反射のそれにも見えるようです。
花型・花持ちも良く、切り花としても優秀です。
ニューウェーブ
ニューウェーブ
こんなヒラヒラ見たことない!
波状弁の女王と、私が勝手に思っているバラです。
フルブルームとなると更にそのフリル咲きが際立って美しく、退色していく様子と咲き初めの花とのグラデーションも素晴らしいバラです。
ブルゲメスターベルガー
ブルゲメスターベルガー
可愛い花と旺盛な樹勢
ピンクに薄く斑が入る花は大変乙女チックなかわいらしさがあるのに対し、樹勢がとても旺盛!
大きな花でもシャンと上を向く花首の強さ!そして良い香り♪
バラの優秀さもさることながら、ギャップにもかわいらしさを感じるバラです。
ヘルシューレン
ヘルシューレン
斑入りの葉とのバランスが最高
ヘルシューレンは斑入りの葉が大変美しいバラです。
そして、その主張する葉ととても良いバランスで咲く、優しいピンク色の可憐な花。ベストマッチです。
香りの良さも秀逸です。
ラジオ
ラジオ
巨大なオレンジ花に大きめの絞り!
花弁に大きく入る、濃いオレンジの絞り挿し色がオシャレなバラ。
花色の幅も気温で大きく、そして花自体も巨大輪です。
シャーベットのような透明感ある花色がとにかく素敵です。
オデッセイ
オデッセイ
珍しい花色と花型
このバラも彩度が低めの花色が美しいバラ。
少ない花弁がお星様のように開きます。
花色だけでは弱そうに見えますが、樹勢は強く、細めで勢いの良い枝を伸ばし旺盛に育ちます。
オレンジスプラッシュ
オレンジスプラッシュ
オレンジと白の絞りが賑やか!
オレンジスプラッシュ!
名前通りのお花が沢山咲きます。
花付きがとても良いので、満開時にはぜひお立ち台へどうぞ!
グレッチャー
グレッチャー
茶も混じるグレイッシュラベンダーカラー
ニュアンスカラーが美しい、ロゼット咲きのバラ。
この手の色合いのバラは難しいイメージですが、その中でも育てやすい部類の品種です。
シャンパンカクテル
シャンパンカクテル
ハンドペインテッドの絞り
刷毛ではいたような絞りの入り方がとてもユニークなバラです。
黄色からローズピンクまでの色変わりも楽しむ事が出来ます。
咲き始めの繊細なタッチの色乗りは、肉眼でこそ、よりその良さを認識できます。
ジョージバーンズ
ジョージバーンズ
花色もトゲの多さも型にはまらない!
アメリカのコメディアン、ジョージバーンズの名を冠したバラ。
赤と黄色のストライプ柄の花、枝を埋め尽くす鋭いトゲ、そして結構丈夫。
100歳まで生きた彼を彷彿とさせるようなインパクトのあるバラ。
パープルタイガー
パープルタイガー
良く咲く紫絞りのバラ
とても咲きたがりの紫と白の絞りが美しいバラです。
咲きたがりだけれど、病気にはあまり強くありません。でも咲きたがり…
蕾は良いから良い枝を伸ばして!ときっと何度も思う事を予言しておきます!
ブルーフォーユー
ブルーフォーユー
希有なブルーが美しい
咲き始めこそ紫みの強い花色ですが、咲き進むとブルーグレイになっていきます。
肉眼で見ると、写真以上に青みを感じるはずです。
青いケシの花の様な花弁の繊細さや、裏弁の白のアクセントも美しさを際立たせます。
ミッドナイトブルー
ミッドナイトブルー
黒に近い紫まである
気温によって咲く色に幅が出るバラです。
じっくり咲いたときのダークバイオレット花には、多くの人がすばらしいと賞賛する魅力があります。
花付きも良いので、上手く咲くとあふれんばかりに咲き誇ります。
ラビアンローズ
ラビアンローズ
寒くたって咲く!
花だけ見るとなんてことない感じのバラに思われますが、このバラの真価はその耐寒性!
寒い時のローズピンク色は、とても心が温かくなります。
下手したら1月にも咲いてしまうので、ほどほどにお楽しみ下さい♪
ラベンダーピノキオ
ラベンダーピノキオ
茶~紫まで色々な花色!
半八重と黄色いしべが可愛い花が房になって、茶色のような紫のような変わった花色で咲きます!
多くのラベンダー系の花色の交配に活躍したバラです。
風花火
風花火
小花の絞りが良く咲く!
赤~白でとても華やかな絞りですが、花自体が一重で小さいので沢山咲いてもうるさくない、絶妙なバランスの素晴らしいバラです。
小さめのシュラブなので、自然樹形で低木のようにも♪
サマーロッジ
サマーロッジ
茶色の絞りは珍しい!
オレンジからレンガ、葡萄茶色まで、渋い色味の花に絞りは、実にユニーク!
お庭にどんな風に咲かせるか、ワクワクさせてくれるバラです。
タイシャ
タイシャ
とにかく花弁数がすごい!
とてもたくさん詰まった花弁の花が最後までしっかり咲く様子を、思わず応援したくなるようなバラです。
枝張りは結構奔放ですが、花自体は繊細…でも、繰り返し蕾は良く付けます。
ディスタンドドラムス
ディスタンドドラムス
花色の変化は秀逸!
一輪に一体何色使われているのか…ぼかしの入りがとても美しく、咲き始めから咲き終わりまでの花色の変化も美しい、何重にも美しいバラです。
育てやすさもあり、ショーのように変わる花色を楽しみたいバラ。
レディエアルーム
レディエアルーム
ギュギュギュッと花弁を詰めて…
花弁を重ねられるだけ重ねました!というくらい、沢山の薄い花弁で作られているお花です。
春にはこれが房で咲くので、重さでうなだれることも…
切ってお部屋にわっさり飾るのがお勧めです。
オールドブラッシュ
オールドブラッシュ
とにかくずっと咲いてる!そして美味しい。
マンスリーローズという別名があるくらい、繰り返し繰り返し良く咲くバラです。
しかも、ほぼ野生種なのでとても丈夫。
手のかからないブッシュローズをお探しなら、本気でお勧めです。
そしてお花も渋みがほぼ無く美味しいので、エディブルローズにもどうぞ。
シュネーコッペ
シュネーコッペ
繊細な花色のルゴサ
ルゴサローズは、平たく言えばハマナシの仲間です。
大体は枝に鋭いトゲが多いシュラブローズになります。
シュネーコッペはそんなルゴサローズで、薄紫色の花弁が美しいバラです。香りも最高です。
レティシアビアンカ
レティシアビアンカ
楚々としたかわいい花はモッコウ由来
白の原種バラ、白モッコウを片親に持つ、四季咲きの木立バラ。
ツルでも無く、トゲも枝にあり、モッコウとは全然違う性質になっていますが、真っ白の花の楚々とした可愛さは、どことなくモッコウバラの雰囲気を感じます。
葉も、少し普通のバラより小さく細めです。
ペルルドール
ペルルドール
花首の長さがかわいい!
あまり大きくならないポリアンサのバラとしては特徴はそのままですが、ペルルドールは花首が細く長く、花が宙に浮いて咲くようになるところがとても可愛くてユニークです。
花の形も、咲き始めから咲き終わりまで、同じ花なのかと思うくらい面白い変化をします。
グリーンアイス
グリーンアイス
緑の花まで長く楽しめる
薄~く緑がかった白色で咲き始め、やがて全体が黄緑色に変化するお花です。
大変開花期間も長く、特に秋などは1ヶ月以上きれいな状態で楽しめることも。
ミニバラですが、枝が長く伸びやすいので下垂して咲かせるなんて楽しみもあります。
アッシュウェンズデイ
アッシュウェンズデイ
シャビーシックの形容がふさわしい
女性の間で人気の「シャビーシックインテリア」。
セピアからグレーライラックの花色は、まさに少し懐かしいようなシックな上品さをまとっています。
生育は旺盛ですので、どうやってこの花をガーデンにちりばめるか、腕が鳴りますね!
淡雪
淡雪
花は楚々としてますが…
一重の丸い花型が可愛らしい淡雪。春以降も繰り返し咲いてくれます。
這うようにして枝を伸ばす修景バラですが、トゲは鋭いのでお気を付けて!
ツルを誘引しても楽しめます♪
紫玉
紫玉
紫の玉の様な花は日本出生
日本で生まれたガリカローズ、ということで珍しいバラかと思います。
江戸時代に実生で生まれたということで、日本の気候にも寛容で育ちやすいバラです。
濃い紫の花はガーデンを引き締めてくれます。
シャポードナポレオン
シャポードナポレオン
蕾が個性のかたまり
このバラの蕾ほどユニークなものはないかと。
そしてその蕾が割れ咲いたら、とてもきれいなロゼット咲きの花が咲くなんて、愛されないわけがありませんね。
春にはたくさんの帽子を楽しんで下さい♪
シルクロード
シルクロード
これほど仕立て向きのバラはありません
とにかく花がびっしり咲き、枝が柔らかいミニつるバラです。
リング仕立て、螺旋仕立て、ポール仕立て、様々な形でぜひ楽しんでみてください。
枝を短くしてもそれなりにミニバラとして楽しめますよ。
スィートブライヤー
スィートブライヤー
ローズヒップが可愛いその1
ローズヒップティーの原料として有名なバラですね。
野生的な品種ですが、葉の香りも良く、少しお手入れするだけでも手に香りが移り良い香り♪
春は花、夏は葉、秋は実…となん粒も美味しいバラです。
スパニッシュビューティー
スパニッシュビューティー
めちゃ咲くのが早い!
庭で咲かせると、春の1等賞を狙えるくらいの早咲きです。
しかも、とてもたくさん蕾が付くので、すべて咲き終わるまで結構長く楽しめます。
生育も非常に旺盛で、香りも良いので、花を加工して遊びたい方にもお勧めのバラ。
タイガーアイズ
タイガーアイズ
赤のブロッチ模様!
ロサペルシカ由来の赤い中央のブロッチ模様。黄色い花弁に良く映えます。
このブロッチを引き継いだ品種を生み出したい、育種家さんの努力の結晶です。
半ツル性の大型シュラブ。自然樹形もお勧めです。
パヴィヨンドゥプレイニー
パヴィヨンドゥプレイニー
繰り返し良く咲く!
ノアゼット系統で、シュートが勢いよく伸びたら半ツルバラとしても利用できますが、とにかく蕾を良く付けるので伸びる暇がありません(笑)
少しうつむき気味で咲くので、裏弁の白色が良く見え、うなじも可愛らしいバラです。
マダムアルフレッドキャリエール
マダムアルフレッドキャリエール
可憐な感じなのにめちゃ伸びる
花びらは透き通るように儚げで、葉は節間が長く弱々しく、枝も細めなのに、すごくたくましく良く伸びるつるバラです。
先出のパヴィヨンと同じノアゼット系統ですが、こちらは良く伸びます。でも、春以降もポツポツ咲く四季咲き性があります。
メルズヘリテージ
メルズヘリテージ
ランブラーだけど春以降も花が咲く!
ランブラーのバラと言えば、春の一季咲きがほとんどですが…
メルズヘリテージは春以降も咲くランブラー。
とても旺盛に伸びますので、わさわさ伸ばしたいところにぜひどうぞ!
ローゼンドルフシュパリースホープ
ローゼンドルフシュパリースホープ
可憐な花だけど防犯レベルの枝!
ヒラヒラ花弁がとても愛らしいローゼンですが、枝はめちゃくちゃごついシュラブローズです。
シュラブだけれど、枝が太いので結構な高さまで自立できます。トゲもしっかりあるので、防犯にも使えそうなレベルです。
春の一斉咲きはとても見事なので、冬に誘引を頑張るとご褒美をもらえる気分です。
ロサカニナ
ロサカニナ
ローズヒップがかわいいその2
台木でも使われるくらい丈夫な野生種、ロサカニナです。
ローズヒップが卵形で可愛らしい!
スィートブライヤーよりも花は小さめで淡いピンク色になります。
ロサケンティフォリアブラータ
ロサケンティフォリアブラータ
葉の個性がすごい!
ロサケンティフォリアの枝変わりで、葉がレタスのようにぽこぽこ変形します。
花はロサケンティフォリアとほぼ同じですが、枝振りがこちらの方が多少荒くなります。
ロサムンディ
ロサムンディ
ローズピンクと白の絞りが艶やか!
非常にハッキリとした絞り柄が艶やかなバラ。
半八重で花弁が少ないので、黄色いしべもよく見えて、その対比が鮮やかです。
あまり大きくならないガリカローズ。ロサ・ガリカ・オフィキナリスの枝変わり種です。