会話deバラ紹介
ティーローズのデュシェスドゥブラバンです。
このバラは、大正時代から「桜鏡」という名で親しまれている、日本ともお付き合いの長いバラなんだよ~
…
……
おうきょう…かにゃ?
「さくらかがみ」って読むみたいだね。
日本人が大好きな桜を写した様なバラってことかな。
たしかにこのほわ~んとしたピンク色がとってもビューティフォー!なのにゃ!
私も、透明感あるピンク色がきれいだな~って咲く度に思うよ!
とても趣のあるお花だよね。
なんとゆーか…
儚さを感じるのにゃ!
ティーローズらしく、花首が細くてうつむき気味に咲くんだけど、それが様になっちゃうのよね!
完全にうなだれて花が見えないうつむき具合では無くて、少し横を向く位だから線の細さとかの雰囲気にあってるんだと思うよ。
確かにヒュンヒュンした感じなのにゃ。
病気にはあまり強くないのかにゃ??
病気は、うどん粉病が出やすい方かなと思います。
初めて育て始めた時は、知らぬ間に真っ白になってたこともあったっけなぁ…
でも、ピキャットクリアとカルシウムで対処している今は気になったことがないので、育てがたいバラではないですよ!
もともとの葉っぱが波打った感じなので、初期のうどん粉病と見間違えやすいのも紛らわしいところはあるかもね。
にゃ、にゃるほど…
細身で弱々しい感じのバラだけど、枝の出はそんなに悪いわけではなくて、生育初期からわっさり茂りやすいよね。
細枝を多く出すから風通しが悪くなって、うどん粉が出やすくなる…という定番の悪循環もあるんだけど…そのあたりは先にわかっておけば対処出来るから!
か弱そうに見えて、実はおてんばさんなのにゃ?
まあ、「ティーローズあるある」だよね!
調子が出てくると、そんなに立派な枝出せたのね!っていう感じの太い枝を出す様になって、地植えとかだったら150cmくらいに茂るポテンシャルがあるよ♪
いっぱい大きくなって、桜のように咲いたら見事なのにゃ~
ちょっと趣は違うかもしれないけどね…!
それに、桜は春一回だけど、桜鏡ちゃんは春から晩秋まで良く咲いてくれるから!
そして、ティーの香りもしっかりあるよ♪
鉢で育てれば、お花見も身近なのにゃ!
そうそう!
鉢で育てると、ぐっとコンパクトに育ちやすいので、ベランダとかでもお勧めです!
枝にトゲも少ないから、引っかかりにくいしね。
枝が多くなってきたら、少しまとめたりする必要はあるかもだけど…
それにしても、花びら一枚一枚の繊細な濃淡がすばらしいのにゃ!
ずーっと見てられるのにゃ!
ほんとにそうだよね~
さすが、古くからたくさんの人に愛されてきたバラちゃんだよね。
おいらこのブラバンさんは、これから「ピンク師匠」と呼ばせてもらうことにするにゃ!
ずっと愛される秘訣を学ばせてもらうのにゃ!
それは良いと思うけど…
ピンク師匠はいただけn…
ピンク師匠!
これからステキな鉢を用意するから、待っててにゃ~!!!
(聞いちゃいない…)
美しく咲いてくれるよう、がんばってね。
DATA
品種名 | デュシェスドゥブラバン 【Duchesse de Brabant】 | ||
系統 | ティー | 育てやすさ | 普通 |
花色 | 淡いピンク | ||
花性 | 四季咲き | 花形 | 7cm カップ咲き |
香り | 強香 | ||
大きさ/樹形 | 樹高約120cm 半横張り性に細めの枝を伸ばす | ||
開花時期 | 普通 5月中旬頃より |
品種の解説
透明感のあるきれいな桜色の花です!ティー系には珍しくカップ咲きからロゼット咲きへと咲き進みます!
花弁の縁がゆるいフリル状になるのも、なんともかわいらしいですよね♪
樹形は半横張り性で枝が細いので花の重みでうつむいて咲きます。
花壇ではシュートが良く出てスクスクと枝を広げていきますよ。
香りも良く、エレガントなティーの香り。四季咲き性に優れていて、晩秋までよーく咲いてくれます!
品種名はベルギーの「ブラバン公」を意味しています。
作出当時のベルギー国王やアメリカのルーズベルト大統領が愛したバラとして有名ですよ!
枝が細くてとげも少ないので、扱いやすい品種です。
鉢栽培だと、ぐっとコンパクトに、60センチ程度の樹高で育てられますよ。
風通しと日当たりの良い場所で育ててあげてくださいね。
うどんこ病の出やすい環境では、注意が必要です。
別名:桜鏡