後世に残していきたいバラたち

ピーネコむむっ

「後世に残していきたい」…ってどういうことにゃ??
なんだか壮大な感じ…にゃ?


てんちょーデフォ手

バラってむか~しから愛されている植物だけど、とてもたくさんの品種があるよね!
今でも毎年新品種が世に出されているわけだけど…
その分やっぱり消えていってしまう品種もあるわけです。


ピーネコびっくり

確かに言われてみれば…
あのバラちゃんも、あのバラちゃんも…最近見かけないのにゃ!


てんちょー泣き

バラにも流行りがあって、注目されないバラや、売れないバラは生産から外されて店頭に並ばなくなっちゃうんだよね。


ピーネコデフォルト

最近では病気に強いバラや花弁がギュッとしている丸いお花が人気みたいにゃ。


てんちょーデフォ

そうなんだよね。
それはそれでそういう品種の魅力ではあるんだけど…


てんちょー泣き

少し前のバラが「農薬が無いとまともに育たない」とか散々な言われ様で消されちゃうのはちょっと…ね…
あまりにもったいない!



ピーネコキラキラ

でもおいらはそう言われているバラちゃんでも、ピーキャット流栽培で農薬に頼らずに育てて、とってもきれいに咲かせることが出来ることを知ってるのにゃ!


てんちょー笑顔

そうそう!

だからバラの弱さ・育てづらさや流行に捕らわれずに、美しいバラやユニークなバラは後世に残していけるように、微力ながらもしっかり紹介していきたいなと思っているわけです!


ピーネコ笑顔中

にゃるほど!わかったのにゃ!

じゃあ、おいらも素敵なバラちゃんたちが忘れられてしまわないようにがんばるにゃ~


てんちょー笑顔

だね!がんばろう!

ピーネコキラキラ

ということで、バラの紹介をどうぞな~のにゃ~

ハンザ Hansa

まる通常

日本で昔から自生しているハマナシですが、温暖化で自生株の数も段々減っているのをご存じでしたか!?
香りも素晴らしく、ジャムなどの加工もしやすいバラ、ずっと愛でていきたいですね!



ハンザはハマナシの八重咲きタイプです!
ハマナシは日本古来の品種で、寒冷地では自生しているほど丈夫な原種系のバラです。
自生の南限は太平洋側が茨城県、日本海側が鳥取県とされていますが、段々と自生しているものが少なくなり、絶滅危惧種に指定している県もあるようです。
せっかくの日本原産のバラ!ぜひ、育ててみませんか?
春だけの開花ですが、とにかく香りが素晴らしく、ティー、ジャム、ローズオイルなど加工に使うのもおすすめ♪
病害虫に強く、とても育てやすいです!
ルゴサ系の独特な葉っぱもきれいですし、花をそのままにしていると、秋には大きなオレンジ色のヒップも楽しめます♪

リメンバーミー Remember Me

まる通常

一度この花を見ると忘れられない人続出!
絶対に途絶えさせてはいけない素晴らしいバラです。



日本では流通量が少なく、当店以外ではほとんど取り扱いが無くなってしまった希少品種!
アン・コッカーさんという女性育種家が作出した品種であるというのも、なんとなく納得できるとても表情豊かなバラです。
なんと言っても花色、花姿がとても美しく、ぜひ、育てて欲しいバラの一つ!
夕焼け色の花はふっくらと大きめ。花弁の淵が濃い目の色合いで咲きます。
季節によっても色合いが異なり、色々な顔を楽しめるバラです。
香りも良く、とくに秋に咲く花は秀逸ですよ!

パープルタイガー Purple Tiger

まる通常

紫の斑が美しく入るお花がバラ好きさんのハートをわしづかみ!
この花を見たいからお世話もがんばれます!



知る人ぞ知る紫の名花イントゥリーグを親に持つ、斑入りの花がとても美しいバラです。
花ごとに違った色合いで咲き、育てている環境でも違った咲き方をするので、まさに咲いたお花は貴方だけのもの!
黒星病にとても弱いものの、その花色の美しさに魅了される方も多く、ほとんどのショップで取り扱いが無くなってしまった今でもお問い合わせが多いため、当店で取り扱いを始めました。
株はかなりコンパクトに育ち、繰り返しよく花を咲かせます。
少しバラ栽培に慣れた方におすすめの品種です!

マジェンタクォーツ Magenta Quarz

まる通常

とにかく花色も性質も繊細!
でもこのバラにしか出せない雰囲気があります!



スライドを見ていただいても分かるとおり、ニュアンス系の繊細な花色のバラです!
基本的には灰色がかった紫色のお花ですが、更にパワーを発揮すると、中央に茶も混ざったようなお花を咲かせます!
この花色を見たときは「こんな力を隠し持っていたのね~!」と驚きでした。
なかなか100%の力を発揮してもらいにくいバラですが、そこもまたツンデレのようでかわいく思えるバラです。
手がかかるほど可愛い!そんなバラをお探しの方にもお勧めしたいです。

ロサグラウカ Rosa glauca

まる通常

他のバラとは一線を画す枝や葉っぱの美しさ!
ルドゥーテにも描かれ、歴史も深いバラです。



フラワーアレンジメントの花材としても使われることが多いバラで、「スズバラ」としても知られています。
ピーキャット農場では、紅色の新芽・枝や、シルバーグリーンの葉で、並ぶバラの中で異色を放っています。
お花はとても楚々とした原種らしい小さい一重の花ですが、それが逆に親しみを感じてとてもかわいいんですよね!
暑さが苦手らしく、温暖化のすすむ今ではなかなかこのバラも生きづらそうですが、なんとか後世にも残ってもらいたいバラの1つです。

 

ピーネコ笑顔中

この特集はこれからも紹介品種を増やしていきたいと思ってますにゃ!

楽しんでいただけたら嬉しいにゃ~