道具の準備
新苗はまずは鉢栽培から!
地植えにする予定のバラも、まず1〜2年は鉢で育てたほうが上手くいきます。
鉢
鉢は、スリット鉢(とんでもないPOT)はどなたでも育てやすい鉢でお勧めです。
水抜けがとても良く、スリット効果でサークリング現象が起こりにくいので、鉢の中の土を中心部まで使うことが出来ます。
サイズはCSMタイプで6号ロング(CSM-L)~8号くらいがお勧めです。
可愛い素焼き鉢などでお庭に飾りたい場合も、スリット鉢に植えてから鉢カバーのようにして素焼き鉢を使うと、植え替える際も重たくなくて割る心配もなくお勧めです。
道具
・培養土(小粒赤玉土、堆肥)
スリット鉢の土の容量は以下の通りです。
6号ロング:3.5L 7号:4.3L 7号ロング:5.1L 8号:6.1L
当店の新苗の4号ロングは1.3L(約1L)なので、それを差し引いた量が必要な土の量となります。
・クリプトマルチ、またはココファイバー
・土を入れるスコップ
▼その他…
土を準備する
まずは培養土を作ります。
数鉢分をまとめて作る場合は、しっかり混ぜ込んでください。
これは、赤玉土とMIX堆肥を混ぜるだけ!
品種に合わせて、配合を変えていきましょう。
鉢バラ用培養土には、なんといっても当店がプロデュースしたMIX堆肥がオススメです! 良質な動物性堆肥と植物性堆肥をバランス良く配合しているので、割合を変えて配合すればさまざまな植物にも使用できる高品質培養土が出来上がります!
作り置きした培養土は分離している場合があります。
袋から直接鉢に入れず、まずはタライやバケツに入れてしっかり混ぜます。
混ぜる癖を付けてくださいね!
乾燥している場合は水を弾いてしまい吸水力がかなり劣っています。
全体的に水をかけて良く混ぜ合わせ、吸水性を取り戻してから使用しましょう。
鉢穴をふさぐ


まず、 スリット鉢のスリット部分を隠すようにクリプトマルチを敷きます。
これはスリット部分からの土漏れを防ぐためです。
それ以外の効果はありません。クリプトマルチは少しずつ分解されていきます。
ココファイバーでも代用できます。ココファイバーの場合は、クリプトマルチよりも更に分解が遅くなります。
新苗をポットから抜く
株をポットから抜きます。
新苗は根鉢をくずさずにそのまま植付けるので、土がくずれないように気を付けてポットを抜きます。
当店の苗は根がしっかりしているので、基本的には、株元を軽くつかんで、ポットごと持ち上げ、ポットの縁を上からたたけばスコンと抜けます。
根元を強く握りすぎて、接ぎ目を外してしまわないように気を付けてください。
植え込む前に苗の体内洗浄をする場合は、ここで土を崩しておこないます。
癌腫の心配がある苗の場合、腕に自信のある方は自己責任でやってみてください。
ちなみに、私は癌腫の心配があれば体内洗浄しています。
新苗の土を鉢に入れたくない場合も、ここで土を落とします。
土だけ落とすのではなく、土を落としたらきれいに水洗いをしてからピキャットクリアを根に噴霧しておきましょう。
この際、癌腫の瘤やネコブセンチュウが見つかった場合は処置します。
ただ、新苗ですので土を崩すのはリスクが高くなります。あくまで自己責任でどうぞ!
鉢に植える
株向きのバランスと、株の接ぎ口が土の上に出るように高さを調整して、株を据え、株元をしっかり持ちながらある程度土を入れます。
スリット鉢だったら、最終的な土の高さは模様の横線くらいまでとなります。
土を少し多めに入れて、
・鉢横をトントンとたたく
・上から少し押さえる
を1~2度繰り返します。
ピーキャットの培養土はしっかり押して植えても大丈夫ですので、ふわっと入れず、隙間無く土をいれましょう。
ふんわり植えるとあとで株がぐらついたりして健全な生育によくありません。
しっかりと水を与える
バイオセットはこのタイミングで投入してください。
土の上から撒いて、土に隠してしまいましょう。
あとはしっかりと水を与えて完成です。
水は、こぼれる寸前まで溜めて水が引いたらもう一度…3度くらい繰り返せばバッチリです。
水が引いた後にちゃんと水を吸っているか、指で少しほじって確かめましょう。
せっかくしっかり植え付けたのに、ここでの水遣りが不十分でダメにしてしまう場合があります。
完成
支柱が立っていない場合や、長さが足りていない時は、支柱を立て、枝を固定しておきます。
この後、マルチングを行っておくといいですね。
植え替えてすぐに肥料は与えてはいけません。まずは根を落ち着かせてあげます。
ここでピキャット・リバイバルかリバイバルLightを規定の2倍薄めて与えるのは良いことです。
ぼかし肥料は1週間から10日後に与えます。
規定の半分ぐらいからスタートしてください。