お庭の栽培データ
※このページの写真はすべてめるみぃさんのお庭で咲いたバラの写真をお借りしています。

栽培環境:ベランダ
地域:東海地方
陽当たり:
・クーラー室外機の上(棚あり)だけ午前8〜11時迄で直射日光が3時間
・それ以外の大部分の場所は明るめの日陰。直射日光はほぼ当たらない。
その他特徴:
・高台なので風当たりが強い
・ベランダの室外機の風で緩衝されて吹き溜まりになっている場所がある
バラの大体の本数:すべて鉢で40~50鉢(毎年5品種程度切り接いで更新している)
栽培歴:およそ25年
ピーキャット流無農薬有機栽培暦15年
お手入れ頻度:ほぼ毎日
気候変動、特に反射光の強さを実感するようになりました
本日は、ファイル2:ベランダ・日照3時間で無農薬!めるみぃさんでもご登場いただいためるみぃさんに、再びご登場いただきます!
よろしくお願いいたしますにゃ!
よろしくお願いします!
もう前回のインタビューから7年も経つんですにゃ…!
今回のインタビューでは主に、あの頃と変わったな~という部分にスポットをあててお話を伺おうと思ってますにゃ。
あれからバラの栽培はいかがですかにゃ?
もう7年ですか!早いですね~
あれから気候もずいぶん変わって、特にこの2、3年はバラの様子も色々変わってきていると感じます。
ピーキャット流栽培でも新しい資材が加わったりして、お世話の方でも変わっている点はいくつかありますね。
ほうほう!
では順番にお聞かせくださいなのにゃ~
はい。
では、環境の話から…
うちのベランダは直射日光が3時間ほどと少なく、その陽当たりの無さは変わりませんが、この3年、太陽の反射光が強くなったように感じます。
育つし咲くようになりました!
にゃにゃ!
咲くようになったんですにゃ!
そうなんですよ。
初冬でも太陽の反射光が強くて11月中旬からの秋の二番花が、日向の環境で咲くような春の花かと思うほど大きく咲きました。
ただ、秋の花の醍醐味でもある香りが薄くて…ローズオイル作りでうまく香りが転写できませんでした。
にゃ~
これで香りもばっちりで咲いてくれてたなら最高だったのににゃぁ
なかなか全てが望むようにはならないですね。
反射光の強さは2020年頃から特に感じるようになって、切り接ぎ苗の芽吹いたばかりの枝葉が太陽光に当たって短時間で煮えて茶褐色になってしまったりしたこともありました。
前はそこまでじゃなかったと思うのですが…
確かにおいらも、太陽の光の強さが昔より強くなっているような気がするのにゃ…
やっぱりそう思います?
2024年だから…一昨年のことですが、夏に樹高の下半分の葉を落とした鉢の幹近くに直射日光が当たっていて、その部分が煮えてしまい、結局枝が枯れて一本杉になった、なんて怪奇現象もありましたよ。
暑さだけでなく、天候の急変や爆弾低気圧、突風が吹く機会が増えているようで、バラの水の吸い上げが追いつかないような極端な天気が多くなっているように思います。
うんうん…
極端な天候は確かに増えているとおいらも思うにゃ…
鉾田農場でも夏は35℃以上になる日が増えたしにゃ~
私の地域も、夏の気温はとても高くなるのですが…
その点で言うと、昨年発売されたソイサポが夏の暑さを凌ぐのにとても効果があるように感じています!
ソイサポ!
皆さんからご好評をいただいておりますにゃ!
ソイサポの効果にびっくり!
ソイサポを数回施していたらバラの枝葉からも爽快感のある香りが漂っていることに気が付いたので、香りが消えたら随時加えるようにして使っていました。
ソイサポの効果を実感したのは9月に入った位からで…
耐暑性が心配なバラも含めて夏の疲れがみられないような感じで順調に動き出したんですよね!
ほほ~!
2025年の夏は相当暑かったのに、それはすごいのにゃ~
10月で活性有機ぼかし固形肥料を切って前年より更に施肥を減らしましたがソイサポは11月まで入れていました。
すると、我が家での前年の秋迄と比較してですが、ほとんどの鉢で枝が伸びました!
シュラブはけっこう高くなりましたし、ノイバラは6号ロング鉢なのにシュートが2mにもなりました。
去年、自分で切り接いだ新苗も例外なく上に伸びましたし、あと、今年2月の切り接ぎに使った穂木は充分な太さに育っていたんですよ!
うんうん。
今までそうならなかったのに、それだけ違いが出るというのは、きっとソイサポによる効果に違いないのにゃ
昨年のように秋に樹がまあまあ育つようになってくれると、今年からはひょっとしたら樹形を整えることが出来るかもしれない…!
と期待しています♪
それはまた新しいわくわくが増えそうなのにゃ~
樹が育ったということは、お花も変わったのかにゃ?
そうですね!
秋にしては花数が増えたり、2024年の秋と同様に大きな花になりました。
前の年に香りが弱かったのでリバイバルやピキャットありんは頻度を落としてみましたが、弱さに変わりありませんでした。
この点は残念なので、今年はどう工夫しようかと考えています。
ピーキャットの資材を使ったアプローチは色々やり方があるから、自分で試していくのは楽しい作業なのにゃ♪
ちなみに2025年の4月はあまり気温の急上昇がなく春らしく穏やかな気温が続いたため、春バラの花数が増えて我が家でも満喫できました。
むしろ、この年の秋より香りが強く咲いたので、加工して作った芳香蒸留水の出来が良かったです。
芽出し肥の施し方を改善しておいたことも、良花につながったのではと思っています。
ローメンテナンスになりました!
先ほど、芽出し肥のやり方も改善したとの事でしたが…
この7年間で、新しい資材も栽培に取り入れるなどで栽培の方法も変化があると思いますが、いかがですかにゃ?
一言で言うと、ローメンテナンスになりました!
ほ~!
ピーキャットさんの方針でバラを育てていると、バラを見ていて、今はお腹が空いているだろうとか、動きやすい気温になったけれど、じーっとしていて動きたくないだろうなと、なんとなくですが察するようになりました。
それで、機械的にお世話するより、サボるというか感覚でするように変化しましたね~
具体例をあげるとするとどんな感じですかにゃ?
例えば…
リバイバルを定期灌水しなくなりました。
普段はなんとなく気になったらあげて、花の時期になると機会を増やしてみたり、逆に全くあげなかったりします。
ほうほう…
他に…ピキャットクリアで言えば…
去年を思い返せば、ピキャッシュ1回とピキャット2回撒いた後は、全鉢にピキャットクリアを撒いた記憶がありません。
ピキャットクリアはどちらかと言うと家事(台所、風呂場、トイレの掃除、消臭、除菌、脱色、脂落とし)介護、口内衛生、ペット周り、外出時の香害対策で役立っています。
うんうん。
ピキャットクリアの散布は、うりゃねこさんも「自分の栽培環境がわかってくれば定期散布しなくたって良くなる」と普段から言ってるからにゃ~
これはちょっと余談かもしれませんが…
ピーキャットさん以外で買った場合、新入りの鉢バラは、迎えた初年はうどんこ病や黒点病が出ちゃうんですね。
お世話するときは、いつもハンディスプレーを持ち歩いていて、発病を見つけ次第ハンディでピキャットしていると他の鉢にうつりません。
常に蔓延の兆しが見えたら全鉢にピキャットするつもりでいるけれど、病気を出していたバラでも2年もすれば、隣の鉢に病気があったとしてももらわなくなります。
農薬に頼らずに有機土壌で育てていれば、体質改善していけちゃうのはホントなのにゃ~
すごいにゃ~
ですね~!
狭くて枝が触れ合うようにしか置けない上に、バラの鉢数が増える一方なので助かっています!

害虫の種類も変わってきています
そうそう…
栽培環境といえば、虫とかはどうですかにゃ?
虫は飛んで来ますが、初期に対策したり、見つけたら手で取っています。
去年は梅雨がなかったような天候で、ノイバラの鉢だけハダニが居着くようになりました。
置き場所が風下だったので吹きだまりのような環境だったのかもしれませんが、秋に入る頃、そろそろピキャッシュ撒こうかなと観ると居なくなっていました。
季節による風向きの変化や雨の当たり具合でも、ハダニの出方は変わるからそういうことが起こったのかにゃ~
そうなのかもしれませんね~
基本的な虫の対策として工夫しているのは、月齢を意識して施肥していることですね。
うんうん、月齢!
新月とか満月とかは虫の活動が活発になるというあれですにゃ~
あと感じるのは…
猛暑の時期が長引くようになったここ数年は、アブラムシや芋虫の数が減りましたね。
代わりに甲虫類が姿を見せるようになりました。
ひゃ~
甲虫はやっかいなのにゃ~
3年前から春の開花時期にマメコガネが延べ3匹くらい飛んでくるようになって、去年は数が急増しまして…
毎朝、白花系の花弁の間に新しいマメコガネが複数匹潜り込んでいるのを発見しました。
それで蕾にネットをかけて物理的に守るようにしました。
蕾はいろんな虫に狙われやすいからネットで覆っちゃう!
結構あれは有効ですのにゃ~
飛んでくるものはもうどうしようもないので、かぶせちゃうのは手っ取り早いですよね。
そして成虫は一番花が過ぎたら全く飛んで来なくなりましたが…
その後は幼虫…!
産卵される時期が長くなったようで年明けた今年2月に土替えしていたら、生まれて間もない1令幼虫が一鉢から6匹出てきて、成虫が越冬しているのかもと驚きを隠せませんでした!
ぐぬぬぬぬ…
それで、根を温存したかった養生中の鉢もしょうがなく根鉢を崩して総点検しました。
土替えは毎年欠かさずしていますが、前年までは3令幼虫(蛹になる直前)が1匹いる鉢が見つかるか見つからないかだったのに…
確実に虫の生態も変わってきちゃってるって事かもですにゃ~
あとあと!
確実に猛暑のせいですがカイガラムシ被害が増えましたね~
これはガーディアンコートを使っています。
うんうん。
カイガラムシはガーディアンコートがいいのにゃ~
カイガラムシは結構しつこいんにゃけど、ガーディアンコートを続けていると確実に減ってくるからあきらめずに対処してほしいのにゃ~
古いバラは更新するのが一番!
他にも何か変わったな~と思うところはありますかにゃ?
状態が下降したバラは、接いで、株を更新させた方がよいと思うようになりましたね。
台木が若くなると株の勢いも変わるので、調子を上げ直すより育てやすいと実感します。
にゃるほど~
めるみぃさんの接ぎ木作業も、もうベテランさんになってきたから、できた接ぎ木苗自体もより良くなっちゃってるに違いないのにゃ~
そうだといいです♪
昨年のように、ソイサポのおかげで冬までに樹が育つようになったら良い穂木も採れるので、持ち直しに時間がかかりそうな鉢は切り接いで株を更新させて、より良いお花を咲かせる株にしていきたいですね。
より美しい一輪を咲かせたい!
では…そろそろ最後の質問のお時間となりましたのにゃ!
最後に…
めるみぃさんの目指すバラの楽しみ方についてお聞かせくださいにゃ~
はい!
ずばり美しい花を咲かせること!美しく咲いてくれたら嬉しいですね~
やっぱりそれにつきますかにゃ~
めるみぃさんは、前から性質でなく、花の好みで育てるバラを決めるとおっしゃってましたが、それは今も同じですかにゃ?
はい!
バラの好みなどは昔とあまり変わらず、カップ咲き姿や透明感のある弁質が好きですが、花容や花色が季節によって様変わりする花にも心惹かれますね~
色々な表情を見せてくれるバラは、その時の条件などで、思いもよらないような美しさを発揮してくれて楽しいですよね。
気候条件が毎年のように更新する昨今で、私も色々試行錯誤しながら、いかに美しく咲いてもらえるか!
考えはつきず、とても楽しいです♪
めるみぃさんの栽培への情熱、しかと受け取りましたにゃ!
今回も有意義なお話をたくさん伺う事ができ、ありがとうございましたにゃ!
またこれからも一緒にピーキャット流有機栽培をがんばっていきましょうですにゃ~
はい!
これからもよろしくお願いします!
ありがとうございました。
ありがとうございましたにゃ!















