地際の癌腫瘤発生とマルチングの関係

ではまず…
「根頭癌腫病感染苗に作られた癌化細胞が細胞分裂することでコブとなる」は理解できていますか?
これが理解できていないとなんのことやらチンプンカンプンとなります。

わからない方は、根頭がんしゅ病の記事を最初からしっかりと読んでくださいね!
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理解できたら、次はこれを考えてみてください。

どうして根頭癌腫病のコブは地際にできるのか?

根頭癌腫病のコブが地際にできやすい理由

(1)地際や接ぎ木部分が割れたり避ける
(2)バラは傷付いた部分は細胞が細胞分裂をしてカルスを作り修復しようとする
(3)その細胞が通常なら正常なカルス、癌化細胞ならコブとなる

地際や接ぎ木部分というのは割れたり裂けたりしやすいんですね。バラは割れたり裂けたりした箇所の細胞を細胞分裂させてカルスを形成し修復しようとします。
この細胞分裂する細胞が通常の細胞であれば普通のカルス、癌化細胞であれば異常カルスとなって瘤になります。
こういうことで、地際や接ぎ木部分はコブがよくできるわけです。

じゃあ、どうして地際や接ぎ木部分は割れたり裂けたりしやすいのか?

うりゃ指

ずばり、マルチングしていないからです


自然では植物の地際に直射日光なんて当たらないし、ずっと濡れているから樹皮はしっとりしています。
でも、バラのガーデニングだと「マルチングは百害あって一利無し」なんてデマが流されていて、地際や接ぎ木部分は極度に乾燥したり濡らされたり強い熱や光を浴びせられたりしているわけです。
真夏に土に直射日光が当たるなんてのは、自然界では絶対にあり得ません。
だからバラにとっては想定外なんです。

それでもバラは強い植物です!
極度の乾湿や土が焼けた熱、無意味な赤外線や紫外線に当てられても耐えられるように自身を守ります。
その方法として…細胞にリグニンを溜めて木質化して固くしてしまうわけです。よって、地際や接ぎ木部分の細胞は木質化してカチカチになります。
これ、人間も同じで人間の皮膚は乾湿を繰り返したり強い刺激を当て続ければ皮膚は厚く硬くなります。
バラはマルチングしていないと地際は乾湿を繰り返し、強い日差しで急激に水分を奪われたり、頻繁な水遣りで濡れては乾きを繰り返し、柔らかさしなやかさを失って固く脆くなっていきます。

バラの地際が固く脆くなるので、風に煽られると割れたり裂けやすくなってしまうわけです。


マルチングしていれば極度の乾湿は起きにくく、常に湿っている状態に保てます。
土が焼けることもなく、赤外線や紫外線には当たりません。
結果として、地際や接ぎ木部分の細胞はリグニンで老化させ木質化させることなく、柔らかくしなやかであることを保てます。
柔らかくしなやかな表皮、細胞であれば、風も余裕で凌げます。

うりゃ指

カンタンな物理的原理ですが、マルチングすれば瘤の発症を緩和できることは理解できるでしょ?

他にも理論的な話はありますが、ここで話すのはどうかご容赦ください。
根頭癌腫感染苗を手に入れてしまっても、マルチングすればコブの発症を緩和できるとだけ覚えておいてください。

そして、それに見合ったマルチング材は当店で扱う3つのうちの「クリプトマルチ」です。

これ以上はオンラインセミナーでのみ話します。

あと、地際や接ぎ木部分だけではなく、マルチングには土を保護しバラの根を守る大きな役割があります。
根にイモのようにコブを作る事も防ぎますので、どうぞマルチングをご活用ください。

皆さんにお願い!

これを公表したので、いずれこういう話が巷で流れるようになります。
■マルチングすれば癌腫病が治る!
■マルチングすればコブができないから癌腫病は感染しても平気!
■マルチングは癌腫病の特効薬!
などなど…

マルチングと癌腫病の関係性はゆうきの園芸ショップが世の中に初めて発信しています。実際はデータ分析などもやっています。
パクってデタラメにして悪用されるケースはいつものこと…

うりゃ指

私は責任は負えませんので、そういうのを見かけたら皆さんで十分にご注意くださいね。