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ティーローズのマダムアントワーヌマリです。
このバラは、ちょっと思い入れのあるバラでして…
そーだにゃー
ちょっと趣味がずれてるてんちょーの、初めて育てたバラの中の1つなのにゃ!
く~
またしても、ぴーねこ君に先に言われてしまった!
しかもずれてるて!確かにそうだけど!
だって、すご~くマイナーなバラちゃんだと思うにゃ。
まあ、シュラブが主流となってきた最近はね~
ティーローズ系統ではファンは多いバラだと思うよ。
一時期、ティーローズに注目が集まっていた時に、特に輝いて見えたバラだったんだよね!
このやわらか~いピンク色の入り方が、とても可愛くて美しくて、そして何よりちょっと儚げな感じが良いのよ~
良い出会いでした!
樹形も枝が細くて、少し頼りない感じが、より一層そう感じさせるのかもしれないね。
にゃるほど~
ちなみにこのバラは、作出者が夫人に捧げたバラなんだけど…
夫人に捧げたバラシリーズは、やはり名花が多いような気がします~
てんちょー調べですが。
単にてんちょーが、女性らしい雰囲気のバラが好きって噂もあるにゃ。
な、なるほど…
これは地植えにしてある夫人なのにゃ?
花付きが良いバラちゃんなのにゃ~
お花がたくさん付いて、枝がシュンシュンシュン~って伸びて…
ハイブリッドティーとかとは、やっぱりちょっと違うにゃ~
そうだね。
細枝なのは、ティーの特徴でもあるよね。
枝が細いから、花がうつむきやすかったりね。
ハイブリッドティーは基本的に、すっくと伸びて大きな花を咲かせるから、この剣弁咲きどうだ~って感じで咲くけど、ティーは、剣弁咲きで咲いてますけど、え?見ます?っていう…
…
ちょっと、性格が悪そうに聞こえる例えにゃ。
アントワーヌ夫人はそんな子じゃないにゃ。
いやいや。
そうじゃなくて、控えめ感があるっていうのを言いたかったのよ~
にゃは~
ちょっとお花も丸めに咲いて、これまたきれいなのにゃ~
思わず、覗き込みたくなっちゃうのにゃ~
これはだいぶうつむいて咲いている例だね!
葉もちょっと赤みが強くて、秋のお花だね。
それにしても、ピンクの入り方が、それぞれ違って、表情も色々なのにゃ~
そうだね。
白っぽく咲いたり、ピンクが全面に出てたり…
ちなみに、蕾は濃いピンク色なんだよ!
たくさん咲くと、グラデーションが美しいのにゃ~
そういえば、地植えになってるこのアントワーヌ夫人、そんなに大きそうに見えないのにゃ
この写真の株は、確か、2年目の鉢植えを地に下ろして、最初に咲いた春の時だから、まだ5~60センチって所だよね。
マダムアントワーヌマリは、大体100センチくらいで高さは収まるバラだけど、ティーローズらしく、枝は方々に伸びやすいので、株をまとめたい場合は、強い枝が出たら早めにピンチして、休眠までに樹形を整えてあげるのがお勧めです。
冬の休眠期に、要らない枝はばっさり剪定したらいいんじゃないかにゃ?
ティーローズは、冬に強く切り込んでしまうと株の樹勢が弱ってしまうことが多いので、基本的には要らない枝をすく感じに、でも細枝にも蕾を付けるので、減らしすぎず、剪定は弱めにしてあげるのがおすすめです。
ナチュラルに自然樹形で、シュンシュン出る枝を楽しめる空間があると最高だと思います。
ただ、鉢植えだと、伸びる枝も本数が限られますが、やっぱり枝は横張りだから、生育期中に枝をまとめたり枝向きをコントロールしてあげたりすると良いと思うよ!
病気はどうかにゃ?
ティーローズだからね~
それは普通に出ます!
特に、秋遅くまで新芽を伸ばして蕾を付けようとするから、ベト病にも注意が必要かな。
しっかりピキャットクリア+カルシウムの散布をしてあげてね。
なるほどにゃ~
そういえば、てんちょーが最初に育てた時の株のお花の写真はないのかにゃ?
ちょっといいのがあるよ!
にゃにゃにゃ!
とってもきれいにゃ!
この時は、ちゃんとしたカメラで撮った写真っていうのもあるけれど、花弁の質感まで美しいよね。
このお花を見たときは、わぁ~バラっていいなぁ~って純粋に思ったよ。
香りはそんなに香らなかったんだけどね~
なるほどにゃ~
てんちょーが惚れ込むのもわかるにゃ!
またステキなバラちゃんに出会っちゃったのにゃ~
品種名 | マダムアントワーヌマリ 【Mme. Antoine Mari】 | ||
系統 | ティー | 育てやすさ | 普通 |
花色 | 白に紫ピンクが乗る | ||
花性 | 四季咲き | 花形 | 8cm 剣弁高芯咲き |
香り | 中香 | ||
大きさ/樹形 | 樹高約100cm 横張り性でコンパクトなブッシュ | ||
開花時期 | 普通 5月中旬頃より |
品種の解説
紅色の蕾が特徴的!この蕾が開くと繊細で透明感のある淡いピンク色の花が咲いてきます。
蕾の色と花色のコントラストが絶妙ですよ!
この魅力的な色調は、春よりも秋のほうが色濃く味わい深く出るんです!
初冬まで咲き続けてくれるのも、うれしい限りですね。
香りはさわやかなティー系♪
良く分枝してくれる枝は細くて張りがありますが、しっとりとうつむき気味に咲きます。
そんな様子もとっても優雅な印象なんですよ♪
花色は季節や栽培環境で変わってくるようです。春よりも秋に色濃く、そして、風通しが良ければ半日陰のほうが美しい花色になるようですよ。
ベト病には強くないので、風通しの良い場所に置いてあげて下さいね!
作出者のアントワーヌ・マリが夫人に捧げたバラです。