家庭菜園やガーデニングは有機JASとはまったく無関係であることは周知の通りと思っていたら…ネット上の慣行農家は知らなかった人が多いらしく…
マジかあ!(`Д´)ということで記事にしてみました。

あのね…ネット上は政治的思惑や利権的思惑に騙されすぎだなあとすごく思います。
騙されすぎなのは、まあ騙されるほうも悪いのでそれは自業自得で良いのですが…オーガニック側に迷惑かけて人生ムダにしちゃいけないよ!

なんか、ウチを誹謗中傷している農家をひとり見つけていろいろ話をしたんですが…

■バラ苗は有機JAS対象品目ではありません
■家庭菜園やガーデニングは有機JASとは関係ありません

ちょっと考えれば当たり前のことなんだけど、ネット上のオーガニック憎しの煽りに騙され乗せられてやっちゃいけないことをやってしまいます。
そもそも、オーガニック憎しは政治的思惑、利権的思惑なんだから、礼儀さえわきまえてくれればわからないときは裏で教えてあげます。

家庭菜園やガーデナーの皆さんも、慣行農家に酷い目に遭った人がいるでしょうが
■家庭菜園やガーデニングは有機JASとは関係ありません
これはしっかり主張してください。それで規則とか法律違反なんて言われたら警察や弁護士に相談すれば良いです。ウチの会員さんなら私に相談してください。

ウチは農業女子がオーナーでバラ苗生産&販売している店です。会員さんの多くは、農業女子、家庭菜園女子、ガーデナー女子です。
女性にはやたら強気なのが多いので私がいつも撃退していますが、いつになればこんなことがなくなるのやら…
皆さんは「バラ苗は有機JAS対象品目ではありません」や「家庭菜園やガーデニングは有機JASとは関係ありません」を主張してください。それでも執拗な場合は対処しますし、すでに今まで起きたことはある機関に報告はしていますので…

でも、現場の農家は普通に周知しているんですよね。
農業は事業、家庭菜園は生活、ガーデニングは緑化と、人間社会にとってどれも大事なことであることは当然ですが理解していて、有機JASは商品規格で家庭菜園やガーデニングには関係ないことは当たり前だと考えています。流通もそうで、有機JASとか有機栽培とか無農薬栽培とか、家庭菜園やガーデニングで何か問われることは一切ありません。
もちろん言葉は自由ですし、何かを制限されることもありません。

こういうのは農水省も消費者庁もわかっているはずです。でもね、知らぬふり、見て見ぬふりをしています。
理由は、オーガニックを志す家庭菜園家やガーデナーがデマであっても攻撃されると農薬使用が正しいと周知されることになるからです。

そもそも、住宅地での農薬使用はほぼ不可能です。
農薬使用時は、ドリフト対策、暴露防除、農薬散布地域の立ち入り禁止、近隣への告知などが義務づけられているので、家庭菜園やガーデニングでの農薬使用はほぼ無理です。
でも、ガーデニング用農薬の利権があるので、何も言わず見て見ぬフリをしています。完全にグレーな状態にしているわけです。
そして、できれば農薬を使わせたい「農薬保護」の思いが農水省にはあるので、オーガニック側へのデマの攻撃を見て見ぬフリしています。そもそも、農水省が「家庭菜園やガーデニングでは有機JASは関係ありません」と言えば済むだけのこと。それを10年前は農薬保護で「植物の栽培はすべて農業と見なす」なんてごり押ししたのでおかしくなったわけです。

それと、有機JASのことをあまり知らず、悪意のオーガニック批判に乗せられて誹謗中傷や嫌がらせをしてしまった農家が間違いに気付いて謝罪してくれる場合もあります。
一方で、バラ苗は有機JAS対象品目ではないこと、家庭菜園やガーデニングは有機JASは無関係であることは承知の上でネット上でデマを繰り広げ、オーガニック批判を煽っている悪意もあります。

有機JASでもないのに有機栽培と名乗りやがって!
有機JAS農家の努力をむげにしやがって!

これは完全な悪意のデマです。家庭菜園やガーデニングは有機JASは無関係です。
また、家庭菜園やガーデニングには農薬残留基準値チェックがありません。家庭菜園やガーデニングには慣行栽培も有機JASもあり得ないわけです。

そして、私たちに「有機JASでもないのに有機栽培と名乗りやがって!」や「有機JAS農家の努力をむげにしやがって!」と誹謗中傷をしている人はオーガニック給食にも反対しています。
オーガニック給食や地方自治体の有機宣言は有機JASが主流です。つまり、有機JASやそれ以外の有機栽培関係なく結局はすべてのオーガニックを批判し自分が利を得たいだけなのです。

それとは別に、参政党がとんでもないオーガニックを主張します。これは参政党という政党なので政治的思惑です。そして、それに対する執拗な批判も政治的思惑がやってます。
そういうことなのです。

私たちは、そういう政治的思惑や利権的思惑に負けないようにしていかなければいけません。
まずは、
■バラ苗は有機JAS対象品目ではありません
■家庭菜園やガーデニングは有機JASとは関係ありません

これをしっかり主張することから始めましょう。

今まで批判され、誹謗中傷され、嫌がらせされた記録はしっかり残しています。社会がまともにならないのなら問題にしていくしかありませんが…
日本はそれどころではないので、悪意で邪魔しないことだけなんとかなればと考えています。

というのも…ちょっと大きな事件がありまして…
ウチではありませんが、オンラインセミナーでのみ機会があれば話させていただきます。