植物関連のホルモンはまだ解明されてないこともあって、植物ごとにも違っていたりして、そのホルモン自体も様々な機能や役割を持っていて…
難しいことに興味を持てる方は栽培技術に進んでいただくとして…
バラのガーデナーの皆さんは、そろそろおつむが拒否反応を起こしてきた頃かな?とは思います(*^▽^*)

だから、今回は成長ホルモンをおもしろく理解できるように!
関西のおっさん劇場「成長ホルモンってなんでっか?」をやってみたいと思います。

司会進行は

うりゃ顔

私、うりゃねこです!


では、開演です(*^▽^*)

関西のおっさん劇場「成長ホルモンってなんでっか?」

バラは樹木、杉などと同じく上へ上へと伸びていく性質があります。

「おらー、いったらんかい!

ワシら、天下獲ったるでえ!

天や天を目指すんや!」

 
バラは上へ上へと伸びていく性質が強く、オーキシン、ストリゴラクトン、プラシノステロイドがお日様に向かってグングン伸ばそうとします。

c

脇目も振らず(脇芽を出さず)いったらんかい!
栄養が不足する?ワシに任せとけ!

ストリゴラクトンは脇芽を出すことを抑制し、さらに根から放出され菌根菌を呼び寄せ、バラにたくさんの栄養を摂取させようとします。

c

おらおら、バラやったら大きならんかい!
ほら、栄養ぶち込んどくから伸びんかい!

バラを育てるガーデナーが肥料(リン酸)を与えることでさらに上に伸びようとします。


「おっさん、やるやんけ!

よっしゃ、ワシらに任せとけ!

天下獲ったるでぇ!!!」

 
縦に伸ばそうとするホルモンは活気づき、さらにバラを上に上に伸ばそうとします。
でも、バラはこれで本当に良いのか?上に上に伸びれば良いモノなのか?

おや?ここでサイトカイニンが…!

「おまえら、ええかげんにせぇよ!

上にばっかり伸びたら葉っぱが少なくなって光合成できひんやろが!

根も少ないで?花まで少なくなるやろが!

…自民党の少子化対策みたいになっとるぞ!」

 
バラは上に上に伸びる性質がありますが、もちろんそれではバラはダメになってしまいます。

バラが成長するにはたくさんの光合成をしなければいけませんので、葉っぱを増やす必要があります。
花も多く咲かせることで子孫繁栄も有利になります。
根も長く伸びることも大事ですが根量が増えることも大事です。

そのために、サイトカイニンが上へ上へと伸ばそうとする成長ホルモンを抑え、脇芽を出すことで枝分かれさせていきます。根も量を増やしていきます。

a

ほんま、調子に乗ってすんません…脇芽や根量を増やすほうに回りますんで堪忍してください

オーキシンは脇芽に回って、脇芽からの新しいシュートや葉っぱ作りに協力することになります。

cd

ほんま、調子に乗ってすんません…自重しますんで堪忍してください

脇芽が動くのを抑制していたストリゴラクトンは自重し、邪魔しないようになります。
栄養摂取量も減らします。
そして、両方とも次はオーキシンが伸ばした脇芽のシュートが伸びるように協力することになります。

ガーデナー2

ほんま、すんません…調子に乗って肥料ドーーーンしとりました。

肥料控えますー

リン酸はバラが上に上に伸びることを助長させてしまいます。
一方で脇芽を吹かしづらくなります。

脇芽を出すには肥料は抜かないといけませんね。

b2

よっしゃ、ええ案配で脇芽が吹いて根の量も増えたな。
葉っぱもしっかりしとる!

後はおまえらに任せるからきばってやー!


「おらー、いったらんかい!

ワシら、天下獲ったるでえ!

天や天を目指すんや!」

 
またもや調子に乗りすぎた縦に伸ばす成長ホルモンとガーデナーがバラを上へ上へと伸ばそうとします。


「おまえら、
ええかげんにせぇよ!?」
 

 
…これを繰り返してバラは成長していきます。
いかがですか?理解できましたか?

でもね、ここまでバラで大事な花が登場していません。では、続きます!

f

あんたら、何を考えとるん?
わては人間で言うたら女王様、虫で言うたら蝶やで?

それをてっぺんのほうでチョロッと咲かせるて…ほんま信じられへんわ!

普段から何しとったん?ちゃんと働いとったんか?


かなりのご立腹…
目線の上で咲いちゃうとか、アーチはテッペンだけ咲いてるとか、究極は一本杉…
成長ホルモンが然るべき働きをしていないので、フロリゲンがご機嫌斜めになってしまいました。

f

ええか?あんたら、ちゃんと教えたげるさかい覚えときや!

バラは、横に出て縦に伸びて、横に出て縦に伸びてを繰り返して、大きならんとアカンのよ。

葉っぱをたくさん、根もたくさん、花もたくさん、古いモノは捨てて新しいモノを出していく…

あんたら次第でバラはどうとでもなるんやから、ちょっとは頭使こうて考えてやらなあかんよ!

と、そういうことです(*^▽^*)

f

それとな、わては他の花と違ごてデリケートなんよ。
育ちが良いのよ。

そやから、わてが花開くときはあんたらがしっかり支えなアカンのよ!

ボーッとしてたら、わての魅力が台無しや…あんたらのせいやで?

と、これは冗談ですが…いや、本当の話か(*^▽^*)

イメージは人それぞれですが、笑ってもらえればと思って関西版劇場としました。

これで理解できるのかなあ…
いかがですか?
本来はとても難しい植物ホルモンの話ですが、こういうカタチなら理解しやすいかな?と思って書いてみました。