ココピートによる有機栽培での実用データはたっぷり貯まってきています(*^▽^*)
赤玉土に取って代わる勢いで、利便性も考えればココピートはこれから有機栽培でもかなり活躍しそうです。
で…皆さんに伝え忘れていたココピートのデメリット部分を伝えてきます。
すべてのモノにはメリットもあればデメリットもあります。
デメリットがあるからダメとすぐに烙印を押してしまうような人は読まないでね!
それと、「フカフカな土」という意味不明な一般論?を信じている人は読んでもそれこそ意味不明だと思います(*^▽^*)
では!
ココピートはとても優れていますが、バラで使用するときに懸念すべきは株元のぐらつきです。
この株のぐらつき…
バラにとってはけっこうなストレスでこれは数値としても現れています。私はストレスとして表現していますが、ホルモン数値が異常なことになっています。
この話はいずれオンラインセミナーでやります。
赤玉土で土をしっかり押さえて植え込んでいるピーキャット流の植えこみ方はご存知ですよね。
株のぐらつきをできるかぎり押さえ、バラに要らぬストレスを与えないためです。
栽培ハウス内で育てるナーセリーは風を遮ることができますが、ガーデナーは風の影響をもろに受けます。株のぐらつきは大きなデメリットになります。
「フカフカな土」という何の根拠も無いデタラメは…もう、いっか(*^▽^*)
新苗を強風に晒す人はいないとは思いますが、この新苗を鉢に植えた後に風に晒すと…
ココピートの場合は株元がぐらつきやすく、これが大きなストレスになる可能性があります!
根がしっかり張って株元のぐらつきが無くなればOKですが、それまではできるかぎり強風には晒さないようにしてください。
草花やイチゴ、苗でも地上部が軽い植物ならココピートでも気にすることはないと思いますが、バラは勝手が違ってきます。
風が強いところであれば、基本用土の選択は赤玉土の方が合ってるとは言えます。
まあ、根がしっかり張るまでは風を遮る場所に置いておけば済むことですが、そういう場所が確保できない場合は赤玉土のほうが合ってますね。
一方…
新苗をココピートに植えて強風に晒して育たない!って嘆いていた人もいましたが(*^▽^*)
それはアカンですよ…
土というのは植物をがっしりと支え、植物は土がしっかり支えてくれることで成長することができます。
「土は大事」とか「土は命」なんて浮かれていても、その土の大事さは植物をしっかり支えていること、植物の根がその土をしっかり掴んでいるという超基本的なことを忘れて微生物があ!団粒構造があ!とどや顔しても…
恥ずかしいだけ(*^▽^*)
フカフカな土を喜ぶのはサツマイモぐらいじゃね?
ということで(*^▽^*)
ココピートでの初期生育は株のぐらつきを防ぐことは忘れないでください。
てっとり早いのは支柱ですね!
でも、支柱の立て方をわかっていない人、間違えている人がけっこう多いので…
これは、てんちょーが植え付けのセミナーでやっていたはず…知らんけど…