ゆうきの園芸ショップの前身はピーキャットフラワーズ
ピーキャットはピースフルキャッツの略で、「平和な猫たち」という意味です。

「平和な猫たち」というとても呑気そうなネーミングなのですが…
この意味に込められた日本のガーデニングの黒歴史…私たちは決して忘れてはいけないことです。
年配の人たちはコレですぐに気付くでしょうが、若い人たちやガーデニング間もない人たちは知らないこともあるでしょうからここで書いておきます。

私は栽培技術側として、いくら著名な人でもバラの先生でも、自治体であろうが農水省であろうが「人として」許せないことは強く批判し続けました。
おかげでたくさんのアンチが生まれ、2chやら5chでは業者やガーデナーから悪態をつかれまくり…すごかったよねえ(*^▽^*)

ガーデニングは安全管理、衛生管理ありきのおこない!

この当たり前のことがいまだにされていない日本のバラのガーデニング…
でも、20年前はもっともっとエグかったわけです。

その当時のことはすべて記録に残してあります。(以前はシステムエンジニアだったのでデータベース化してます(*^▽^*))
もちろん、暴露する気はありませんが、誰が何を言ってきたのか、誰が言っていることをコロコロ変えてきたのか…すべて記録に残してあります。
当時では無理だと思えていた「開示請求」も実はやってました(昔はIT業界に居たので)
笑い話で済む時が来れば、いずれいろいろ話しますね!

では、20年前の日本のガーデニングとはどういうモノだったのか?

猫の手足を剪定ハサミでちょん切り、毒餌を撒いて猫を殺していた時代だった!

毒餌は今もやってるバカがいるのかな?
不凍液を餌に混ぜたり、これはまだ販売しているから言えないけどある殺虫剤を混ぜた餌を庭や近所の道路や公園に撒くわけです。
今は動物愛護法があるので犯罪になりますが、当時は「何が悪い!」って私がやるな!と言っても噛み付いてきました。

猫の手足を切ったのは…
実際にそれをやった奴に会ったことがあります。バラ自慢していた奴です。まだバラをやっているかどうかは知りませんが…

猫は古来より人間と生活を共にしてきたのに、植木鉢に悪さするとか庭に糞尿をするとかで平気で殺してしまう…
殺しておいてざまあみろと…
それが20年前のガーデニングです。おぞましい記録がいろいろと…

農薬散布もそうですね。
ダコニールとサプロールを混ぜて使うとうどんこ病や黒点病にとても効果があるそうで、農家もやらない農薬の不正利用をバラのガーデニングでは平気でやっていました。
隣に赤ん坊がいようが妊婦がいようがおかまいなし!有機リン系殺虫剤をまき散らし、もぐらが腹が立つと孫が遊びに来ているのに殺鼠剤を置き…
今でも当時の名残りみたいなおじいちゃんはいるみたいですが…

当時、無農薬化を目指していた私らはやたら農薬側に攻撃されましたねえ…
無農薬側を攻撃したということでは、ある大きな企業の社員が今の時代だと開示請求され、悪事が暴露され、大ごとになるなんてことを平然とやってましたねえ(*^▽^*)
全貌を知っている私は…暴露はしないけどね。

20年前はほんとムッチャ酷かったです。でも、20年前って平成なわけで、昭和ではない…
でもね、時代は変わって平成から令和になっても実はまったく進化していない…

猫がガーデニングに邪魔だからどうやって存在を無くすか、、害虫がバラを食べるからどうやって殺すか、病気が出ないように何を使うか…
巷の考え方はまったく進化せず、今は「とりあえず、エグいことだけはしちゃいけないよね!」ということで落ち着いています。

でも、心は「猫め!このヤロー!」、「害虫、皆殺しじゃー!」、「病気?菌を全滅じゃー!」と…
別に心は何も変わることなく…これが日本のバラのガーデニングとなっています(*^▽^*)

でね…
こんな日本のバラのガーデニングに「主役はガーデン、そして主役はガーデナーの貴方!」なんてことでガーデン技術の話をすれば…

「猫を殺す毒餌の作り方を教えてください!」、「生態系?そんなもんはどうでもいいから薔薇を食べる害虫の殺し方を教えてくれ!」、「家族?ご近所?赤ん坊?知るかそんなの!バラが無事ならそれで良いのだ!」

こうなるだろうからねえ(*^▽^*)

まあ、そういう人たちは私からは習わないから(*^▽^*)来てもすぐに去って行きます。
そして、私に習いに来る人は有機栽培、無農薬栽培がドストライクとなり、根気よく栽培技術を身につけるために頑張ってくれます。

そして、栽培技術で生き物との共存、自然や生態系との付き合い方、農薬に頼らない栽培技術などを習ってもらい、そして有機栽培や無農薬化でバラの花を存分に堪能できるようになり…
その栽培技術を持ってさらにバラを堪能してもらえるようにガーデン技術を習ってもらう!

栽培技術ありきのガーデン技術!

これを習ってもらおうとしています。

私の話を理解する大前提として…
■猫とは生活においてお互いが共存している同じ生き物であること
■自然や生き物は大事でむやみに殺さない壊さない存在であること
■農薬など使わなくても薔薇は元気に育ち花をめいっぱい堪能できること
これですよねえ(*^▽^*)

こういうのは栽培資材でも大きな差が出ていて…

いかに殺すか、いかにたくさん殺すか!

巷が出してくる資材って、結局はいつもコレですよねえ(*^▽^*)いつの時代になっても変わらない!
ウチみたいに、「ガーディアンコートは強力だから、自然や生態系のことをよくよく考えて使って欲しい!」なんて売り方をするところは他には無いでしょ?

これがガーデナーの質の差になってくるんですよねえ!

私はあの20年前のおぞましいガーデニングの姿をとても憎んでいます。
猫の手足をちょん切り毒餌で毒殺する、その顔で薔薇が好きだ綺麗だと言われても…バラはそういう生き物ではない!
皆さんのバラたちは優しさで満ちあふれたバラであって欲しい!

巷のガーデニングはアブラ虫を抹殺して大喜びだけど、ウチのガーデニングはアブラ虫の出現でテントウムシを心待ちする…
そういうガーデニングなわけです。

日本のガーデニングの黒歴史…
起きた事実を決して忘れることなく、私たちは前を向いて歩いて行きましょう!

ちなみに…
実は私は暴露なんてほとんどやらない!だってねえ、口が軽かったらベラベラなんでも喋ってるし!
これでも全然喋っていないレベルなんだから、それだけ日本のガーデニングの黒歴史はすごいってことです。
もっともっとエグい話は山ほどあります。でも、ガーデニングが平和で満たされてからでないととても喋れない…
知らんけど(*^▽^*)