大手ホームセンターに並んでいた根頭癌腫病の感染苗…

いやいやいや…いつの時代やねん(`Д´)
バラ苗30本中9本に瘤が確認され、まず間違いなく30本すべて癌腫菌保有株だと思われます。

それと…
何でも相談室ではいまだに癌腫相談が絶えず…一般ガーデナーがとても可哀想…
バラ苗って決して安くないから、買って癌腫で残念でしたと思える価格ではないんだけどね。

えっと…
バラの先生によると、根頭癌腫病に感染しても薔薇は元気に育つんでしたっけ?
ここ見てるでしょ?本当に写真の苗が元気に育つと考えているのなら挙手してみてよ!
私にも同じことが言えるのかな?

頼みの綱の農薬だったバクテローズは適性利用されずに販売数低下で失効…
もう販売されることはありません。

バクテローズを失ってピキャットクリアの真似事でオスバンS(逆性石けん)を使っているらしいけど…ピキャットクリアと同じ殺菌効果があるから同じモノだと勘違いしているけど、そもそもまったく性質が違う…
オスバンSの殺菌の仕組みとピキャットクリアの殺菌の仕組みはまったく違っていて、たとえばどちらも病院で使われているけど使い方や用途はまったく異なります。
素人が素人まがいのことをするのはかまわないけど、ナーセリーってプロなので…

詳しくはオンラインセミナーでなら話してもいいけど、ピキャットクリアの体内除菌の真似事が続くようならすべて暴露します。
オスバンSでは体内除菌は不可能ですし、薬事法違反に問われるかもしれませんし、大々的に農薬取締法違反です(*^▽^*)
何かの信念があってのことなら良いことですが、やってる感を得るためだけにこういうことは…

そもそも、今までの巷の根頭癌腫病対策は「やってる感」だけしか求めてなかったんですよね…

だからバクテローズでの「やってる感」がオスバンSで「やってる感」に変わっただけ!

あまり言わないけどさ、バクテローズもオスバンSも共通してるのは土汚れでドロドロの液にバラ苗を浸けてる(*^▽^*)
それ、嫌気性腐食菌だらけのドブ水に浸けてるだけだよ!その中にバクテローズの微生物が生きているわけがないし、オスバンSは逆性石けんだから化学を知っている人には笑われるだけ!

根頭癌腫病はやってる感では止められない!

ガーデナーの人にはこの「根頭癌腫病対策やってる感」がどうして生まれたのかを解説しておきます。

バクテローズが失効した今だから正直に言いますが、バクテローズって栽培技術的には絶対的存在ではなかったんですよ。
植物って成長で細胞を増やすので、新しい細胞にまでバクテローズの効力は示さない…
それを私はわかっていたからバクテローズに頼っていなかったし、緩和策で使って万一で使って、そして最後は根頭癌腫対策から切り捨てました。

他のナーセリーは効果が示せないことでカタチだけしか使っていなかったんじゃないかな?

これが「やってる感」になったんだと私は思います。
農薬的思考としての絶対の効果を見込めないバクテローズだったので、「やってる感」だけがされ、もしくはやってるフリだけになったんだと推測します。
現に、バクテローズを使っていると言っているのに本当はまったく使っていないナーセリーがいましたし、生産管理は下請け生産者に使わせていると言いながら下請け生産者はアホらしいから使ったことがないとか言ってましたし…
今だから言いますけどね(*^▽^*)

バクテローズが失効してもう済んだことなので言っちゃいましたが、ちゃんと使っていると言っていた生産者は泥でドロドロ、そして使っていない生産者はいっぱい…
まあ、これが現実かな?

そして、そうなっちゃう原因はバクテローズが高価過ぎたということにあります。
真面目に使うと、新苗で原価が200~300円は上がります。大苗だと500~800円は原価が上がります。
バクテローズってバラ苗を浸けるには少量過ぎて、しかもすぐに微生物は死んじゃう…
バクテローズの適正使用で根頭癌腫病対策って、ハッキリ言ってあり得ないぐらいエグいことなんですよね。軽く店を潰せます。

でも、世間でのナーセリーの評価はこんな感じだったでしょ?
■バクテローズを使っているナーセリーは誠実なナーセリー
■バクテローズを使っていないナーセリーは不誠実なナーセリー
■苗の価格が安いナーセリーは誠実なナーセリー
■苗の価格が高いナーセリーは不誠実なナーセリー

どうせいっちゅうねん!(`Д´)

これも暴露しますが、ウチはピキャットクリアの体内除菌など明確な根頭癌腫病対策ができるまではバクテローズの菌を自分で○○していました。
買って○○して○○して使っていました。やっぱり今でも言えないなあ…(*^▽^*)

当時はバラ苗を仕入れることも多かった(今は100%自社生産ですが)ので、バクテローズ代は節約できても仕入れ苗の癌腫保証で死にそうでした…
いや、マジで笑えないぐらいエグかった…

仕入れた苗が癌腫病で癌腫保証するとどれぐらいエグかったのかを解説します(*^▽^*)
まず、大苗を1000円で仕入れたとします。
この大苗をスリット鉢に培養土で植えます。ここで200円ぐらい使います。そして、水遣りやら施肥やら病害虫防除が続きます。コストがかかります。
当時は送料無料が当たり前の時代で、送料無料は苗の価格に反映されます。そして、苗を入れる箱代もかかります。
この鉢に植えた大苗を3000円で販売します。
そしてこの苗が癌腫であることが判明し、お客さんからクレームが入ります。そして、3000円返金へ…

さて、いくらの損失でしょうか?

苗の仕入れ先に弁償しろというと「6ヶ月過ぎたので保証外」だと言われます。それでも無理やり保証させても帰ってくるのは1000円もしくは癌腫感染の疑いがある苗が来るだけです。
よって、まあ全額が店が持つことになります。

苗仕入れ代1000円 + 送料800円 + 箱代200円 + 鉢や培養土代(100円) + 生産管理コスト(100円) = 損失2200円

返金分の3000円はお客さんからもらっているのをそのまま返すので、これは振り込み手数料の損失だけで済みます。
でも、苗価格3000円 - 経費2200円 = 粗利800円のところ、癌腫保証すれば経費のそのまま2200円が損失となるわけです。

仕入れた苗の80%に瘤ができたときは、そりゃ卒倒しそうになりましたよ…
マジで店は癌腫病で潰れそうになりましたが、誠実にやっていた店はどこもウチみたいに癌腫病で潰れそうになったのでは?と思います。
そして、太った会社はどこだ?(*^▽^*)

私もナーセリーなのでナーセリーの気持ちはすごくわかるんですよね。
「癌腫感染してもバラは元気に育つ」とか「癌腫菌は常在菌だ!」とか…言いたくなる気持ちもわかります。
でも、だからとデタラメやウソをつくのは違うと思うし、「やってる感」だけでお客さんを泣かせるのも違うと思う!それは絶対に許してはいけない!
いくら自分が苦しくてもねえ、ダメなことはダメ!

そして生まれたのがウチの根頭癌腫病対策です(*^▽^*)

その根頭癌腫病対策、教えるよ!

ウチはバラ苗生産で15年連続根頭癌腫感染苗ゼロなんだから、その生産技術はナーセリーに全然教えます。いや、すでに3名には教えてるし!
1名はカタチだけしかやろうとしないので癌腫感染は止められないだろうけど、他は頑張っているし止めちゃうと思います。

たかが栽培技術!
ビビりながら「やってる感」のオスバンsでやるよりも、気持ちよくピキャットクリアでやれば良いじゃない(*^▽^*)

妬み先行の業界なので、こういう話をすれば「ピキャットクリアで儲けようとしやがって!」としか思われないだろうけど…
すでにガーデナーさんや農家さん、衛生管理の方で儲けているから、ナーセリーが使う程度なら心配しなくてもたいして儲からないよ(*^▽^*)

私は根頭癌腫感染阻止できているし、てんちょーやまるちゃんの頑張りで生産した苗は完売できているし、このままどや顔を続けてもかまわないんだけど…
やっぱりさ、最初に出した写真のバラ苗を掴まされるガーデナーさんのことを考えるとさ…悲しいじゃない…

綺麗事じゃなくてさ、世知辛い世の中に咲くバラだけどバラには悲しさは要らないと私は思います。

憎むべきは外来菌の根頭癌腫病!

こんなもん、さっさと止めちゃいなよ!と、私はそう思います。

PS.
オスバンSなど、逆性石けんは現場で活躍している殺菌剤です。特に医薬品はメーカーの記載通りの用途用法を厳守する必要があります。
「なんか、できそう」で使うモノではないので、決して真似はしないようにしましょう。