2024年度から新設された森林環境税!
増税大好き岸田がまたもや国民に強いる税金ですが、一人当たり1000円を徴収します。
この森林環境税自体はとても良いモノです。しかし、あの岸田…あの自民党…何か裏があるに違いない…どうせ利権に税金が流れて行くに違いない…
それを最大限に頭に入れつつ、荒廃する森林の話をします。
森林環境税創設の名目上の話
森林環境税創設の経緯
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森林には、国土の保全、水源の維持、地球温暖化の防止、生物多様性の保全などの様々な機能があり、私たちの生活に恩恵をもたらしています。しかし、林業の担い手不足や所有者や境界の不明な森林の増加等により、経営管理や整備に支障をきたしています。森林の機能を十分に発揮させるため、間伐などの適切な森林整備を実施していくことが課題となっています。
このような現状に加え、パリ協定の枠組みにおける目標達成に必要な地方財源を安定的に確保する必要が生まれ、森林環境税及び森林環境譲与税が創設されました。
なお、森林整備が緊急の課題であることを踏まえ、森林環境譲与税は、令和元年度(2019年度)から前倒しで譲与されています。
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通常、森林の管理はその森林を保有する者が整備しなければいけません。
ところが!なぜか土地保有者が整備すべきところを国民の税金でやってしまおうという制度です。税金で賄うのですから私有地以外となるはずが…
土地持ちにはとっても優しい自民党です。
ただ、これは名目上の話…
コロナでも散々利権に金を流し、コロナワクチンで国民が死んでいるのに打ち続けた経緯があります。
岸田なら自民党なら…
森林環境税にも必ず裏があるはず…
環境保全を名目に、どうやって利権に金を流していくのか?疑うことから始めないと行けない悲しい日本です。
日本の森林が荒廃している事実はあります!
森林整備はとても大事で、現在の日本は森林荒廃がとても顕著に起こっています。
材木はお金になり、戦国時代でも木材は普通に売買されていました。
人はお金儲けのために広葉樹を抜き取り杉や檜の針葉樹を植え育てました。これを人工林と言います。材木はお金になるので国土の狭い日本に人工林が増え、日本の森林の半分程度は人工林じゃないのかな?
しかも、人が住む近くはほぼ人工林です。詳しくは知りませんので、正確な数字は林野庁で調べてください。
そして、人が住む近くの森林は杉や檜だらけ…
本来は広葉樹が広がっているはずの平地も杉や檜だらけとなり…杉や檜の無い山を観ると何故かホッとするまでになっています。
そして、この杉や檜の材木が外国から安価に入ってくるようになりました。
そうなると、あちらこちらに植えた杉や檜は売り物にならなくなってしまい、挙げ句に杉や檜を植えた森林は放置されることになりました。
そして年月が経ち…
愚かな人間の行動に対し、自然や生態系は人間に仕打ちすることになります。
まずは花粉症!
放置された杉や檜は枝打ちや間伐されることなく大量に花粉を飛ばし、日本国民の多くが花粉症に悩まされることになりました。
この花粉症…杉や檜を植栽し育てる林業は昔からあったのに、花粉症が顕著になったのは森林が荒廃してからです。
そして現在は花粉症は日本国民病にまでなっています。
もうひとつ、日本に害虫が多い原因は山林の荒廃が大きな一つになっています。
荒れた山林に入ればすぐに納得できます。カメムシは杉や檜の実を食べます。荒れた山林はカメムシやカミキリムシを恐ろしいほど増やしています。
近年は都会にも市街地にもカメムシがいっぱい飛んできますよね?今後はもっと飛んでくるようになります。
また、カメムシなどの害虫が山から飛んでくるので、農家は殺虫剤を散布します。そして、益虫や花粉媒介者のミツバチを殺し、絶滅危惧種が増えます。
一方、カメムシなどは山でいくらでも増える一方…害虫だらけになります。荒廃した森林がカメムシなどを大発生させ、農薬が害虫だらけを助長しているわけです。
花粉症や害虫だらけは荒廃した森林が原因であることはもう20年以上前からわかっていたことなんです。
「荒廃した森林を整備しない限り花粉症は増える一方!」
「カメムシが荒廃した森林で大発生している!なんとかしないと!」
私やカントクさんが末端の現場から叫んでいましたが、誰も気にしてなかったですね(*^▽^*)
金にならないこと、利権に金が流れないものは国も行政も動かないのです。
今になってどうして国が動き出したのか?
岸田や自民党議員も花粉症に悩み出したのか?それとも永田町にもカメムシがいっぱい飛んできたのか?
それとも…
新たにソーラーパネル事業という利権が生まれたのか?
さあ…私にはわかりません。
でも、さすがに国民からさらに森林環境税なんて増税をしてまで利権のためにやるかどうか…
うん、やりかねないな!
ということで、森林環境税が創設されたわけですから杉や檜を撤去してソーラーパネルを設置していたら徹底抗議していきましょう!
まあねえ…私はどうせ岸田はそんなもんかな?と思っています。
ソーラーパネルじゃなかったとしても、どこぞの利権だと…
それがバレないように国ではなく地方自治体にやらせるみたいですが、まあねえどうせねえ…
私が農家が農薬を散布するのは仕方ないという理由がこれ
森林が荒廃している以上、甲殻虫の飛来はどうにもならないんです。
皆さんのバラのガーデニングでも、カミキリムシやバラゾウムシ、マメコガネの甲殻虫以外ならどうとでもなるでしょ?
でも、甲殻虫は本当に厄介ですし、これが荒廃した山で大増殖しているわけですから…
カメムシなんてねえ…もうどうにもおさまらないのに、その中で農家は野菜や果物を作っているわけです。
「農薬は安全だあ!」なんて言ってる農家はどうでも良いですが、「農薬を散布しないとどうにもならないんです」という農家はわかってあげてください。
昔は農薬を使っていなかったのは、昔は森林が荒廃していなかったことも大きな理由なんですね。
荒廃した森林だらけの日本でも無農薬栽培できる理由は?
私は農業で農薬を使うことは悪いことではないとずっと言ってきました。無理して無農薬するぐらいなら減農薬の方が良いとも言います。
実際、ピーキャット流のバラのガーデニングでもいまだに明確な対処法が出ないのがカミキリムシです。山から飛んでくるので無農薬であれば今のところ捕殺しかありません。
でも、なのにどうして無農薬できるのか?
それが「害虫に気付かせない戦法」ですよね(*^▽^*)これはピーキャット流有機栽培でいつも解説しています。
JAS有機以外の有機栽培、無農薬栽培、自然栽培が施肥にこだわる理由はここにあります。自然栽培だと無施肥ですからねえ!
森林環境税が正しく使われることを願いましょう
何も考えず、アホみたいにソーラーパネルが乱立してきた昨今ですが…
森林環境税は字のごとく、森林を整備し環境を守っていく税金です。私たちはこれを否応なく徴収されます。
だから、森林がソーラーパネルに変わるようなことがあれば猛反発してください!
森林環境税は日本の森林を守るための税金です。だからソーラーパネルを設置させてはいけないのです!
逆に、森林へのソーラーパネル設置は日本の森林を守るためには害悪になります。
どうせ真夏になると経産省が「電力ひっ迫」を流すと思います。東北沖地震の時に計画停電させたように…
国民の生活よりも利権が大事の政府、国民の命よりもワクチン利権が大事な政府が、日本の森林の保護よりも利権が大事となるのは必然的かと…
とんでもないソーラーパネル乱立がされ続けていますので、私たちは森林環境税を盾にして日本の自然や生態系を守っていきましょう!
岸田もそうすれば支持率は少しは上がるかもよ!知らんけど(*^▽^*)