自分のガーデンに合う曲を考えてみよう!

皆さんはバラのガーデナーです!ガーデンをバラで彩り、そのバラを管理しています。
そのバラのガーデンが…狂っていませんか?

私はセミナーでこういう話をします。
貴方のガーデンに合う、貴方のガーデンにピッタリな曲はどんな曲ですか?
貴方のバラへの思い、どういう曲がピッタリですか?

これだけで、皆さん我に返ってくれます(*^▽^*)

「病害虫に強くてぇ…」
「農薬を使わなくても良くてぇ…」
「大きく育ってくれてぇ…」
「花は大輪が好きでぇ…」
「でも花数は多い方が良くてぇ…」
「香りはしっかりあってぇ…」
「でも害虫は寄ってこなくてぇ…」
「春も秋も繰り返し咲いてくれてぇ…」
「地球温暖化だけど葉っぱは落とさなくてぇ…」

でも、面倒なのは嫌なので肥料ドーーーン!農薬ブシャーーーッ!

おばさん3

これで育つバラを育てたいです!

うーーーん、このバラを曲で表現したら…
ジャイアント馬場の入場曲か、猪木ボンバイエか…これに日本のバラまで足すと相撲小唄かなあ…
これらの曲は著作権の問題があるので、ご自分でYouTubeで検索してみてください。相撲小唄がピッタリかも!

バラのガーデンイメージが、相撲部屋やプロレス団体ならかまわないけど…
ガーデンイメージは目は少女漫画のようにキラキラしてスタイル抜群だけど、育てるとなるとゴツい身体にいかつい顔…そう、ラグビー日本代表のような…
別に相撲部屋にするのはかまわないんですよ、それが悪いわけではありません。

ただ…自分のガーデンイメージと合っているのか?

バラのガーデンは、言わばファンタジーの世界!貴方の個性を表現する場所でもあります。
なのに、「どすこーい、どすこい」が本当に合っているのか?

うりゃねこがイメージする曲はこれ!

私の薔薇のイメージは安全地帯の「碧い瞳のエリス」です。
これもYouTubeで検索して聴いてみてください。

私の薔薇のイメージは幼気な少女です。
弱さも脆さも儚さも、それも美しい…幼気な少女が大人に成長していくその姿が私にはとても美しく見えます。
薔薇の品種も、そういう目で見ています。
病害虫に強いとか、農薬を使わないと育たないとか…生き物を人間の都合や利便性で価値を決めつけないで欲しいなと思っています。
だから私は人が育てるのが難しいというバラが大好きです。
香りや花はそれぞれの個性…あってもなくても小さくてもそれは個性…

その私が作るガーデンは…
イメージはリチャードクレイダーマンの世界なんですが、なぜか猪木ボンバイエになってしまう…
専門は栽培技術なので、ガーデン技術はイマイチかなあ(*^▽^*)腕は良くないですねえ、芸術センスがなさ過ぎます…

皆さんもこれを機に、ご自分のガーデンイメージやバラへの思いを見直してみてください。

価値観を見直すチャンス!

バラを育てても上手くいかない、高い苗を買ったのに…
病害虫にやられる、くそー殺してやる!ざまーみろ!
香るはずのバラの香りが弱い、花色が綺麗に出ない、もっと大きく、もっと葉っぱがいっぱい、肥料ドーーーン!

人間の都合や利便性が優先されるバラの世界に、本当に価値が持てますか?

特に「知ったか」や「ナンチャッテ名人」の言い合いは、私にはミナミの帝王の「欲望の街」の曲が流れます。
萬田銀次郎はカッコいいけど、それはバラのガーデンともバラのイメージとも違うはず(*^▽^*)

この話が理解できるように、それぞれの曲をYouTubeで検索して聴いてみてください。
そして貴方はどういう曲でバラたちと接しているのか…どのような曲のイメージでバラのガーデンを作っているのか…

皆さんの本当の個性を活かして、「貴方の個性あるガーデン」、「貴方だからこそ選んだバラたち」と触れ合っていきましょう!

つまらないバラの評価、カタログだけの価値観、意味の無いブランド化に振り回される人が多すぎます。
せっかく日本全国にバラ園がたくさんできたのですから、貴方だからこそのバラを見つけに行くのも楽しいですよ(*^▽^*)

最後にひとつ…
せっかくのバラのガーデニングなのに、ガーデンでやたら険しい顔をしている人が多くいます。
そういう人は、心の中で猪木ボンバイエが…
顎が突き出て猪木になってきていないか、時折チェックしてみましょう(*^▽^*)

我らがヒーロー、アントニオ猪木氏が2022年にお亡くなりになりました。
猪木イズムは私たちの心にずっと残り続けています。
闘魂を象徴した真っ赤なタオル!でも、バラの赤とは違います(*^▽^*)