「農薬を使わないと育たないバラの品種」という汚名を着せられたバラたち…
バラの歴史は数千年、その中で農薬使用は100年にも満たない…先人が築いてきたバラの文化をないがしろにしなくてもねえ…
でもね、気付いている人も多いと思いますよ(*^▽^*)
農薬を使わなくても育つバラの品種を売りたいがための、農薬を使わないと育たないバラの品種であることを…
つまり、商売のためのヘイト的な考えということですね。
まあ、商売の邪魔をする気は無いですが、これがバラのガーデナーを減らしちゃう大きな要因でもあるわけです。
育種家が農薬を使わなくても育つ品種改良をすることは良いことだと私も思います。
でも、これは世界的オーガニックという時代の流れでのことであって、バラを差別化するのとは違います。
でね、これに気付いて欲しいわけですよ!
今の時代は農業でも農薬を使いたくて使っているわけではないんです。
有機栽培化がドンドン進んでますしね。
なのに…
どうしてバラのガーデニングは農家気取りが多いのか?
農家気取りがカッコいいと思えることが農家からすれば不思議なんですよね。
農薬を使うって肉体労働だし、農薬のローテーション云々よりも今は農薬使用を減らす方が最新技術でカッコイイ!
農薬を使う前提の栽培って、今は農業でも古い考えではあるんです。
どうして、バラのガーデニングは農薬を使う前提になるわけ?
農家気取りがカッコイイと思われているバラのガーデニングに、若い人たちが興味を持つわけもなく…
「農薬を使わなくても育つ品種もあるよ」と言われたって、それは意味の無い上から目線のことであって…
「農薬を使いますか?それとも農薬を使わなくても育つ品種を育てますか?」
冷静に考えてもらったら、むっちゃカッコ悪くない?(*^▽^*)
バラのガーデニングがいつのまにかとてもカッコ悪い世界になっちゃったんだよねえ…
でも、それに気付かないんだねえ…誰か声を上げてあげないと!
バラのガーデニングは時代に乗り遅れ、極度の周回遅れになり、やがて消え去っていく…
そうならないように、私も協力していかないとなぁ…と考えています。