農業でよく感じるIF欠乏症
ピキャットクリアが農業で大活躍!
農業でもピーキャット流は大好評!
というより、農業もガーデニングもたいして違いは無いなあと…
自然の摂理や生き物の特性を知らないまま、有機栽培、無農薬栽培、減農薬栽培している農家さんが多いですね。
ただ、農業というのはとても変な世界ではあります。
他業界から参入した人は皆さん口を揃えてそう言ってますよね。
では、何が変なのかというと…
そういうのって、少しは疑問に思わないの?
というのが山のようにあるからです。
何かを頑なに信じ込み、外に出ようとはしない…
補助金や保証金の反応はすこぶる早いけど、技術的なところの反応はあるのか無いのかわからないほど…
ただ、熱い農家さんも増えてきたんで、私はそういう農家さんといろいろやっています。
そんな中、農業ではこんなことが言われていました。
毎年が1年生!
まあ、意味が分からないことはないです。
毎年気候が違ってくるし、それによって状況も変わってくる…
毎シーズン1年生みたいなモノだ!ということですね。
言いたい事はわかりますが、しかし、それこそが…
IF欠乏症!そのものなんですね!
窒素やカルシウムは欠乏していないんですよね。
欠乏しているのは、
「もしもこうなったら…」
「もしもでこういうことが起きないように…」
IFは「もしも~」という意味ですよね。これが圧倒的に足りないのが農業です。
こういうのは機械関係の業界におられる方ならよくご存じだと思います。
「こうすればこうなる!」も大事ですが、「もしもこうなったらこうしよう」、「こうならないように、こうしよう」も同じぐらい大事ですよね!
でも、農業って「こうすればこうなる」ばかりで、その逆がかなり乏しくなっています。
まあ、その農業技術から派生したガーデニング技術も同じようなモノですが…
これを、IF欠乏症!と言います。
”現場”と”科学”は融合しなくちゃ!
IF欠乏症に陥ってしまう人は、結果でしか判断できない業種に多いかな?
もしくは学者さんに多い傾向です。
皆さん、これどう思いますか?
■フィールド(現場)で使えないサイエンス(科学)に意味は無い
■サイエンス(科学)の裏付けが無いフィールド(現場)は偶然性に頼っている
農業技術の現状はこんな感じかな?
まあ、ガーデニングと変わんないです。
そこで皆さんは見直してみてください。
「○○は科学的に証明されています!」
こんな戯言を頭から信用してしまっていませんか?
科学的に証明するには、どういう状況と条件でどういう結果が出たのか?、その結果はどういう理論で出たのか?を出さなければいけません。
それを「科学的」という権威っぽい言い方をされることで頭から信用してしまう…
農家さんもガーデナーさんも、こうなっちゃう人は多いですね。
だから、サイエンスとフィールドの融合をしている私は農業コンサルタントみたいになってくるのかもしれません。
皆さんは大丈夫??
そして、ここからが肝心です!
皆さん、IF欠乏症になっていませんか?
「カルシウムを毎週与えるのって手間だなあ…意味わかんないけど、うりゃねこがそうしろと言っているし…」
「病害虫が出ていないのに週1ピキャッシュかあ…そうしないと病害虫が出ると言われてるし…」
これではいけませんよ!
これ、やり方重視の慣行栽培と全く変わりません!
「こうなるんだから、こうしておこう!」
「こうならないように、こうしておこう!」
IFが起こらないように、IFを想定内にしてしまうことで栽培は格段に簡単になっていきます。
経験則とは、IFの積み重ね!
ピーキャット流は、あふれるほどのIFが想定内になっています。