馬糞のマルチングでずっこけ、鉢底に肥料を入れるでズッコケ…吉本新喜劇のようなバラのガーデニングになっていますが…
こういう庭やベランダって、やっぱりあの新喜劇の曲が流れているんですかねえ(*^▽^*)

そもそも、バラが植わっている下に肥料を入れられるのは、モグラか地底人か…自然だとどちらかしかいませんね…
ニャーがウンコしても、土はそれほどかけないですしね…

馬糞のマルチングなんて…
バラってウンコの上では咲かないぞ?というのは、普通に考えればわかることだと思うけど…
バラのガーデナーって、どうしてウンコ大好きな人が多いんでしょうか?

怒るおばさん1

それでうまくいくって言われてるから…

でもね、馬糞でマルチングするとか、鉢底に肥料を入れるとか、誰が考えたんでしょうね。
かなりカッコ悪いのでバラの世界からは消してしまわないと、また農家に笑われるし…

馬糞でマルチングは常軌を逸しているので解説するまでもないですが…

なんかあり得そうな「鉢底に肥料」の解説をしておきますね。

これ、生産者は絶対に言わないです。言うわけがない!
だって、数千鉢、数万鉢を管理していて、この鉢の底に肥料なんて入れていたら…公害なんてレベルではありません(*^▽^*)

では、販売かな?
いや、鉢底に肥料を入れると言ってもたいした量じゃないし、逆に苦情が先になるからこんな事は言わないでしょ。

ということは、ガーデン側からかな?
なんか、とっておきみたいなことでウケを狙ったのかな?
おそらく、公害にならない程度で、しかも大きな鉢での話なんじゃないかな?

で…これを栽培技術で言わせてもらうと…
やっぱ、吉本新喜劇かなあ(*^▽^*)

おそらく、鉢底に肥料を入れておいたらバラの根がその肥料を求めて根をぐんぐん下に伸ばし、結果として根が早く伸びると…
なんか、ファンタジーな世界ではあるね。ファンタジーと言えばディズニー!ディズニーは千葉にある!千葉のガーデナーが発信源かな?(*^▽^*)

こういうのはゆうきの園芸ショップで「根の本当セミナー」というのをオンラインセミナーでやっているから、そこで詳しく知ることができます。
ただ、このデタラメだけは潰しておきますね。
というのも、肥料を底に入れたら水遣りしただけで肥料が流出し、環境にも衛生的にも悪いことが起こります。
やってはいけないことなので!

「バラの根は栄養を求めて伸びる!」、「バラの根は水を求めて伸びる!」

こういうトンデモな栽培技術がガーデナーによって作られたんだと思います。
まあ、それが本当なら栽培技術がやってるって(*^▽^*)

ただね、間違いでは無いんです。ただ、言葉足らずなんです。

自然では、バラの上のほうの根は栄養価の高い土壌を見つけたらそこに集中して根を伸ばす!

自然では、バラの下のほうの根は水の多い土壌を見つけたらそこに集中して根を伸ばす!

こういうことです。

根が伸びるのは水を探し出すためでも栄養を探し出すためでもありません。
植物は動かずに大地にしっかり根を張らせて立っていなければいけません。
だから、根をグングン下に伸ばして土を掴んでいきます。
杉の木が立っていられるのは根が深く伸びていくからです。
通常、樹木は地上部の長さと根の長さは同じだとされています。

サイトカイニン優勢でカルスを出し、オーキシン優勢で根が下に伸びる…
探し出しているから伸びているわけではありません。
水や栄養が多い場所に根を集中させるのはバラによって有利であるから、それが水や栄養を求めて根が伸びているようには見えます。
ただ、そう見えるだけです。

皆さんは根が伸びるイメージは小学校の時にやったヒヤシンスの水耕栽培ですよね。
白い根がみょみょーーーんと伸びていく…そういうイメージでバラも根を伸ばしていると想像していると思います。
あれ、水耕栽培だと土の抵抗はないし、根もまったく乾かないし、濃い栄養にも当たらないからみょみょーーーんと白くて太い根が伸びています。

でもね、土の中で根を伸ばすというのは命がけでもあるんです。

水があるからと根を増やしても、地表近くだと水が無くなって乾いちゃうことがありますよね。
ヒヤシンスの水耕栽培のように白くて太い根だったら、カリカリに乾いてダメージが大きいですよね。

栄養価が高い土壌に当たって根をたくさん伸ばしていたら、実は牛のうんこの塊だったら…
ヒヤシンスの水耕栽培のように白くて太い根だったら、根焼けして枯れちゃいますよね。

水や栄養を見つけて集中的に伸ばす根というのは、枯れてもかまわない根!

皆さん、鉢植えの土を崩したことはありますよね。
その鉢植えの根って、上のほうは茶色くて細い根がうじゃうじゃしていませんか?あれが水や栄養を探し求めていると言われている根です。
この根は、みょみょーーんとは伸びず、出ては枯れ、出ては枯れを繰り返して、あのもじゃもじゃになります。

一方、下に伸びていく根というのはやられてはいけない根なんです。

根焼けしてしまうような栄養って、自然では土壌深くには無いんです。
栄養になるモノは必ず上から来ます。
だから、バラの上の根はそれに備えていますが、下に伸びる根はあり得ないことなので無防備です。

で、自身を支えるために、安定して水だけ得るために根を下に伸ばしたら、そこには肥料がある…
バラのドッキリカメラみたいな感じですね!なんでやねーーーん!って言うかもねえ(*^▽^*)

まあ、根がその肥料にたどり着く前に肥料は鉢の底に流れきっちゃうか、虫が食べちゃうのでバラに被害は出ないかもしれないけど…
自然の摂理や生き物の特性をまったくもって無視しています。
だから、間違えても栽培技術からはこんなデタラメは出ないです。

ということなんですが…

マルチングで馬糞、鉢底には肥料…ウンコのダブルバーガーで育つバラって…
これで土にも肥料を混ぜたら…うんこビッグマ○クになっちゃうよね…食事中の方、ほんますんません…