■予防薬のダコニールと治療薬のサプロールを混ぜると効果抜群!
■バラはどんな病気もジマンダイセンでOK!
■ハダニは3日連続殺ダニ剤でバッチリ!
■ダコニールを土壌潅水すれば黒点病が出なくなる!
■雨が降る前にダコニール、雨が止んだらサプロール
■ガーデニングは農薬の適用に従う必要はない
■バラは1年通じて育てるので野菜の使用回数とは違う
■ガーデニング用の農薬は農業の農薬と違って安全な成分のみ
■農薬散布しても農薬成分は数時間も経たずに効果を失うから安全
■農薬は数千倍に薄めて使うからほとんど水で安全
■バラは食べ物ではないので農薬の危険性は関係ない
…
これ、バラのガーデニングでプロと言われている人が出してきた、トンデモな農薬の使用方法です。
つまり、生産現場やバラ園ではこんな事がされているという…
悪びれることもなく一般ガーデナーに得意げに話したと聞きますので、まあそういうことだろうと…
農薬関連の話などは病害虫セミナーの方に書きますので、ここではあまり書かないですが…
そもそも、バラのガーデニングでの農薬使用はほぼ無理なんですよね…
でも、それを遙かに上回る話にもならないほど、ふざけた使用方法がされているわけです。
トンデモな栽培技術ということでは、上記の農薬の不適切利用は書いておかなければいけません。
このようなことが農地ではなく、住宅地でされているということも理解しておくべきですね。
私は以前、ある機関に「こんなことがバラのガーデニングでされている。住宅地での農薬使用は即刻禁止されるべき!」という内容を出そうとしたのですが…
中国は共産党重視、日本は利権重視の国なので…
やめときました(*^▽^*)
もう10年ぐらい前の話ですが…
農地で農薬散布することは、私はかまわないと思います。
バラ園で農薬散布することもかまわないと思います。それはお客さんが承知の上でのことです。
ちゃんとルールやモラルを守るのなら、農薬散布地域での農薬散布はかまわない。
でも、上記のようなルールもモラルも度外視した農薬散布を、一般ガーデナーに住宅地でやらせようとするバラの先生を放置することはできません。
それがカッコいいと思えることも理解できません。
プロであるなら、スペシャリストであるなら、ルールとモラルを重んじることは当たり前かと…
まあ、そういうことです。